折伏せ縫いの脇に、スリットを入れてみる。

a0181553_17302486.jpg

ご訪問くださいまして、ありがとうございます。


 '15.11********

 当記事をご覧になっていただくにあたっては、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しただけると嬉しいです。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    記録当時と現在の進め方が異なるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない情報も含まれております。
    かい離が大きい記事については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていない記事もございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

 ********** 




裾の両脇にスリットあきが入るアイテムでは、たいていの場合 「割伏せ縫い」 にします。
中表にして縫い止まりまで縫い、割伏せ縫い用に縫い代をアイロンで折るときに、
一緒にスリット部分も三つ折りしますので、あまり深く考えなくてもスリットが完成しちゃいます。
ただ、割伏せ縫いはおもて側に2本のステッチラインが入りますので、
袖下を折伏せ縫いにすると、袖下~脇の縫い目のステッチがちぐはぐになる。
それが何とな~く、ですが、気になってしまうこともあったりして。

脇のスリットについてのお問い合わせはこれまで何度か頂戴したことがあるのですけれども、
(お問い合わせくださいましたみなさま、ありがとうございます)
袖下~脇を折伏せ縫いで統一したい場合の脇スリットを試してみましたので、記録させていただきます。

候補として考えた方法はいくつかあるのですが、その中でも一番手軽な方法にしてみました。
使用している生地は甥の甚平をつくった綿100%のリップルです。
加工の施された多少膨らみと凹凸のある生地なので、縫い代1.5cmで行っております。


先に裾の処理をしてから脇の縫製に入ります。今回は1.5cm幅の完全三つ折り縫いを終えた状態です。
中表にし、縫い止まりまで脇線を縫い合わせたあと、折伏せ縫いをするための準備をします。
後ろ身頃側の縫い代を半分にカットし、縫い止まり箇所には縫い代に切り込みを入れます。
そのあと、アイロンで縫い代を整えます。
a0181553_186761.jpg
前身頃側の縫い代で後ろ身頃側の縫い代(半分の幅にカットした側)を包むようにして内側に折り込み、
スリット部分はそのまま割ります。
a0181553_18102279.jpg
スリット部分、近付いてみました。
縫い止まり位置での縫い代の切り込みは、前身頃側縫い代が縫い目の2mmくらい手前まで、
後ろ身頃側は必要ありません。
アイロンで縫い代を整えたら、折伏せ縫いする部分のみ、縫い止まりまでステッチを入れます。

折伏せ縫いのステッチを終えたら、スリットをつくります。
スリット部分の縫い代の余分な部分をカットします。
今回は見返しに幅10mmの綿テープを使いますので、7mm程度の幅にカットいたしました。
a0181553_18161789.jpg
カットし終えたら、両面接着テープを縫い代に貼ります。
a0181553_1836844.jpg
アイロン接着できる、剥離紙付きのタイプです。何種類かありますが、私はたいていこちらを。
a0181553_18185415.jpg
クモの巣みたいな薄い網状の・・・何ていうんだろ、糊?
そんな感じのくっ付くやつが、剥離紙の裏側に付いています。
a0181553_18322446.jpg
しつけ代わりに使ったり、ピン打ちすると狂いが生じやすい、剣ボ口やタブの縫製、ファスナー付けなど
とにかくよく使っております。

見返し代わりに使う綿テープは、写真のように、先が尖った状態になるようにアイロンで折っておきます。
a0181553_18373245.jpg
子ども用の甚平のスリットなので、薄さを優先して平織りの綿テープを使いましたが、
一般的な服でしたら綺麗な色の綾テープを使ったり、ラインなどが入ったテープを使ったりすると、
ちらりと見えた時に 「お!?」 って感じでいいかな~なんて思います(^m^)

スリット部分に貼った接着テープの剥離紙を剥がします。
a0181553_18423087.jpg
アイロンで折った綿テープの見返しをスリットの上に置き、アイロンを当てて接着します。
a0181553_18435149.jpg
スリットの根元(縫い止まり位置)に、見返しの綿テープの折り端(裏側からみたときの、二等辺三角形の
底辺にあたる部分)が来るようにすると、おもて側からテープが覗かずスマートに仕上がります。
a0181553_18515623.jpg

裾から下に出るテープは1cmくらい余してカットし、スリットの縫い代を包むように内側に折り込みます。
a0181553_18571834.jpg

テープの両端をステッチで押さえます。
a0181553_18581061.jpg
はじめにスリット側から縫った方が、見返しを控えやすく綺麗に仕上げられると思います。
スリット上端(縫い止まり位置)は念のため、裂け防止に返し縫いステッチを入れました。
a0181553_1901171.jpg
異なる色の糸でおもて側からカンヌキ止めしても良いかも。

おもて側はこんな感じです。
a0181553_1932411.jpg
割伏せ縫い+スリットに較べると多少手間は増えますが、
新たなデザインポイントになるほか、強度も出て裂けづらくなると思います♪

この綿テープの見返しではなく、共布で同様の形の見返しをつくって付けても・・・。
テープを使うよりも、きちんと感のある仕上がりになると思います。縫うのは若干、面倒になりそうですが。
またの機会に、そのヴァージョンも試してみようと思います(*^^*)
お問い合わせをくださいましたみなさま、ありがとうございました。



きょうも最後までお付き合いをくださいまして、ありがとうございました。



          にほんブログ村 ハンドメイドブログ 洋服(洋裁)へ
          にほんブログ村
          にほんブログ村 ファッションブログ 手作り服へ
          にほんブログ村
[PR]
by mimi_bonheur | 2014-07-16 19:21 |  ├ 縫い進め方の記録