カテゴリ: ├ 縫い進め方の記録( 25 )

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イソトマです、イソトマ♪


ご訪問ありがとうございます。


前回の記事 で 「何というお花なのかしら」 と書きましたら、
たくさんの方から 「イソトマですよ♪」 と、優しいメッセージをいただきました。
とても嬉しかったです。本当にありがとうございます。

とってもカワイイ。我が家にもお招きしたい。
けれども、ちゃんと育てられるかしら・・・^^;
なにしろね、私、お花を育てるの、本当に下手なのです。すぐに枯らしちゃうのね。
大事にお世話するのですよ、いつも。
でも、お花にとってはありがた迷惑なのか、元気がなくなったり、枯れてしまったり。
で、半泣きで任せると復活したりね。
あぁ、一人で綺麗に花を咲かせられるような女性になりたい・・・


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最近手掛けていたワンピースのお話です。
厚手・起毛の冬生地なのですけれども、折伏せ縫いが少ししづらい。
アイロンのかかりが特別悪いというわけではないのですけれども、折り目を付けてもすぐに膨らんできて、しゃんとしないのですね。
脇の縫い合わせは問題ないのですが、袖下はやっぱり少し縫いづらい。
縫えなくはないのだけれども、まっすぐ進められるかしら?

なのでね。
久し振りにマスキングテープを使いました。

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厚手の生地や、ウール・起毛系素材、
アイロンがかかりづらい・もしくはアイロンをあまり使えない生地を扱う場合など、
折伏せ縫いのステッチが美しく整いにくいかも・・・と感じたとき、マスキングテープをよく使っております。
マスキングテープを使い始める前は、待ち針で留めたり、仕付けをしたりしておりましたが、
テープを使うようになってからは、仕付けでの固定はほぼなくなり、待ち針はまったく使わなくなりました。
以前にもお問い合わせを何件か頂戴したことがございますので、記録させていただきます。


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 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

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生地は厚手のT/Cツイル、おもて面にしっかりとした起毛加工が施された生地です。
縫い代は1.5cm、使用しているマスキングテープは13mm幅です。

この方法は、生地を選びます。
マスキングテープを貼ることによって表面の毛が抜けるなど明らかな異常が現れる場合もございますので、
端切れなどで事前に確認されることをお勧めします。
マスキングテープに関しては、これまでの経験上は特に、お高いものでも100円ショップのものでも
どちらでも大丈夫です。
100円ショップのものの方が接着力が弱いものが多く、生地によってはこちらの方が勝手が良い場合もございます。
(テロンとしたシルクやレーヨン系の生地とか、両面起毛の生地とか)
幅は10mm~15mmをお勧めします。



上の写真は、袖下線(裏側)です。右下が袖つけ側、左上が袖口側。
袖下線を縫い、縫い代の片方(後ろ側)を半分に切り取り、もう片方(前側)の縫い代で包んでアイロンをかけた状態。
折り目の表面の熱が少し取れてから、折り目を隠すようにマスキングテープを貼りました。
袖下線は外表に返してから縫い始めますので、ひっくり返したり縫ったりしている間に、
折り目がくちゃくちゃになりやすいです。
ピンセットで整えるにしても、袖下は特に狭い範囲で生地を操らなければなりませんので、
綺麗にまっすぐ等幅に整えるのが難しかったりします。
予めテープで折り目を固定しておくと、まっすぐな折り目の状態で針を進められますので
ストレスが少ないです。

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袖つけ側→袖口に向かって縫っております。
縫う部分・およそ4cmくらいでしょうか、テープをゆっくり少しづつ剥がし、
剥がした部分を縫います。
で、また剥がして縫う、を繰り返します。

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袖口まで縫い進めました。
右下に向かってベロンと垂れているのが、貼っていたテープです。
剥がしたテープが長くなってくると、あっちこっちにくっついて鬱陶しいかもしれません。
そんな時は適宜テープを切っていただいてもOKです。
両袖とも同様に進めます。

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縫い代の折り目を整える作業を大幅に省略できますので、折り目ががたつくこともなく、
まっすぐ縫い進めやすくなります。
シャツの脇~袖下の折伏せ縫いにも◎。
以前縫った こちらのドレスシャツ も、あまりに縫い代の浮きが激しかったので、袖下のみマステをつかいました^^

今回は布帛ですが、テンションの低いニットでもこの方法は使えます。
この場合、マスキングテープは接着力の弱いものが良いです。
アイロンで折ったあと、ニットの伸縮が落ち着いてからテープを貼るようにし、
テープを剥がした部分のたるみを落ち着かせてから縫い進めるようにしてください。


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それにしても、きょうは本当に清々しい1日でした。
少し空気が乾燥していたけれど、暑くもなく、心地よい風も吹き、青空には綺麗な雲がバランスよく浮かんでて。

満月の少し前の夜からずっと、火星を気にして夜空を鑑賞しております。
スーパーマーズも楽しめました。
見慣れた夜空なのに、いつもと違う星が見えるとなると、何か新鮮でワクワクする。
月の満ち欠けや、時間帯による大きさや色の変化など、普段あまり気にも留めず一瞬だけフォーカスして楽しんでいるだけに
時系列を意識すると、壮大な何かに包まれていることを感じるような気がするのです。
その影響なのかしら。
日中の、何気ない青空も、いつもにも増して美しいなぁって思う。
たなびく雲も、吸い込まれそうな透明感溢れる空色も。
もうすぐ梅雨入り。
あすも天気が良さそうです。青空をいっぱい楽しもう。


きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。





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by mimi_bonheur | 2016-06-02 23:09 |  ├ 縫い進め方の記録

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ご訪問ありがとうございます。


「きょうから3月ですよ~!!」 と言わんばかりの、穏やかな晴天の本日です。
最高気温は10度に満たない寒い日和ですが、それでも着実に春は近づいている。
木々や花々、陽射しを目にし感じるたび、そんな風に思います。
もう少し暖かくなったら、少し遠くにお出かけしたい。
しまなみ海道をドライブしたり。そうだ、海が見たいなぁ。
瀬戸内の、島のぽこぽこ浮かぶ内海の風景は、とても綺麗なのですよ。
飛行機に乗ると、眼下に、橋と島々と、きらきら光る海、
そして白い水しぶきをさまざまにあげるたくさんの船が見えるのですけれども、
それもまた唯一無二。
春って、いいね♪



少し前から、バイアスを用いた端処理について記録させていただいております。
今回は、バイアスで端処理をするタイミングについて少し、記録したいと思います。


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 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

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当記事を含むパイピング(バインディング)処理に関する記事の写真は、
以前ご紹介した こちらのジャケット の製作過程で撮ったものです。
生地は中厚地程度の、目の詰まったハリのあるヘリンボン織の綿です。
縫い代は袖ぐり・衿ぐり・前端は1cm、肩・脇・袖下は1.5cm、袖口は11cm、裾は4cm、
バイアス幅は15~16mm(両折)です。

【バイアステープを用いる端処理】
1回目:バイアスの準備とかのこと
2回目:パイピング(バインディング)の基本的な進め方
3回目:各所バインディグしたバイアス端の残し方・控え方
4回目:袖つけ箇所のバインディング1
5回目:袖つけ箇所のバインディング2
バイアステープについての追記が こちら に少し。
見返しに関する記録が こちら に少し。
袖つけとステッチガイドに関する記録は こちら に。



縫い代端をパイピング(バインディング)処理するアイテムを縫うとき、
はじめにすべての縫い代を包むのか、それとも都度包むのか、というお話です。

はじめにすべてバインディングしてしまって、そのあと本縫いのみに集中する方が、作業効率は圧倒的に優位です。
けれども、バイアスで包んだ部分に少しでも 「浮き」が生じてしまうと、寸法が狂います。
縫い代の幅が、当初付けたそれよりも広くなってしまうのです。
パターンって、想像以上に繊細です。
パタンナーさんたちは、大げさでも何でもなく、ミリ単位で細かいところを調整されています。
「こっちは1mm、ここは3mm広い」 といった状態では、その 「デフォルトの美しさ」 を確実に再現するのは難しい。
ほんの僅かな違いで、ラインに差が出るということもございます。
私が5回目まで記録した方法では、こうなる可能性がかなり高いため、本縫いする都度バインディングする方が良いです。

もう1点、こちらをお勧めする理由として、
バインディング後の縫い代端をきっちり揃え、指定の縫い代幅で縫うこと自体が厄介といいますか、
幅の広い押さえのミシンをお使いの場合ですと特に、片側のみにバイアス分の厚みが集中しますので、
針を落とす位置がずれやすくなります。
ステッチガイドを用いたり、幅の狭い押さえに変えたりするなどの前準備と、ある程度の慣れが必要だなぁと、
個人的には感じております。

都度の端処理は生地の取り回しが大変で、少し面倒に感じられるかもしれませんが、
その方が確実に 「パターンに忠実に」 「綺麗に」 仕上がります。

ダブルフォールドの状態で、1回のステッチで端処理を行う場合、
ある程度慣れてくると、縫い代端にぴったりとバイアスの折り目がくっついている状態をキープしつつ縫えるようになります。
これができるようになると、縫い代端の誤差は均一に1mm前後発生する程度におさまり、
パターンの寸法(厳密には縫い代幅)と遜色ないレベルになってまいります。
(バインディング後、実際にパターンを生地にあててみるとわかりやすいです)
誤差が均一になれば、例えば15mmの縫い代を13mmにしておくなど
予め縫い代を削ぎ落しておくというような対処もできるようになります。
最初にすべて端処理を済ませてから本縫いに入る進め方は、上述の 「前準備や慣れ」 に加え、
これをクリアできてからの方が良いと思います。


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以前購入した、RÖRETSのスリーブボード
けっこう重宝しております。
先日までドレスシャツを縫っていたのですけれども、
カフスの縫い代を整えたりするのに、ほんと使い勝手が良くて。
袖口の処理が格段に、正確に進めやすくなりました。
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ナンシーちゃんの袖口は折り返し分の幅が必要なので、縫い代を長くとっているのですけれども、
この三つ折り作業も正確に、早くできるようになりました♪
サクっと差し込んで、測ってアイロン。ちょこっとずらして、測って即アイロン。
20~30秒あれば両袖口できちゃう。
これまでは5分くらいかかっていたからね(笑)
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袖のみならず、裏台衿の縫い代を整えたり、カーブの多いところのギャザーやタック、縫い代を押さえたりするときにも、
幅の狭いアイロン台は便利だなぁと改めて思ったり。
案外すぐ使わなくなるかも・・・なんて迷いも、購入当初はあったのだけれども、
いえいえけっこう活躍中。ウフフ。
お問い合わせもいただいておりましたので・・・ CHECK&STRIPEさん で購入しました。



きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。





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by mimi_bonheur | 2016-03-01 15:04 |  ├ 縫い進め方の記録



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ご訪問ありがとうございます。


きのうは少し遠くまで所用でドライブ。
BGMはクレモンティーヌの "アニメンティーヌ~Bossa Du Anime~" でした。
車に積んだままにしているので、写真、撮り忘れちゃったのだけれども、'10発売の、初代のアルバムです。
あの老若男女問わず誰もが知っている、いや、口ずさむことができるであろうアニソンが、
こんなにオシャレなボサノヴァになっちゃうなんて~!!! って感じのね、1枚なのですよ。
ワタクシ、若かりし頃、何度もイタい目に遭っておりますので、
超安全運転(というか、同乗者をイラッとさせてしまうようなのんびり運転)なのですけれども、
それでも強引な割り込みとかされると、ちょっぴり 「ムッ」 とすることも、あるわけです。
そんなときでもね、「バ~カボンボン♪」 なんて流れると
「あ、いけないいけない。私が待てばいいだけじゃん」 って、スッと冷静になれちゃう。
ローソンにレターパック置いてなくて 「え~なんで~!?」 って軽く焦ったり、
郵便局前の道が異様に狭いうえ駐車スペースがなかったり、
けっこういろいろあったのだけれども、
アニメンティーヌとお喋りと美味しいお菓子たちに充分すぎるくらい癒された1日でした♪


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しばらくお休みしていたバイアスのお話の続きです。

少し前から、バイアスを用いた端処理について記録させていただいております。
今回は、袖つけ箇所の端処理の続きを記録したいと思います。


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 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

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当記事を含むパイピング(バインディング)処理に関する記事の写真は、
以前ご紹介した こちらのジャケット の製作過程で撮ったものです。
生地は中厚地程度の、目の詰まったハリのあるヘリンボン織の綿です。
縫い代は袖ぐり・衿ぐり・前端は1cm、肩・脇・袖下は1.5cm、袖口は11cm、裾は4cm、
バイアス幅は15~16mm(両折)です。

【バイアステープを用いる端処理】
1回目:バイアスの準備とかのこと
2回目:パイピング(バインディング)の基本的な進め方
3回目:各所バインディグしたバイアス端の残し方・控え方
4回目:袖つけ箇所のバインディング1
バイアステープについての追記が こちら に少し。
見返しに関する記録が こちら に少し。
袖つけとステッチガイドに関する記録は こちら に。 



前回、袖ぐりの縫い代にバイアスの片方の端を縫い付ける ところまで記録いたしました。
このあと、バイアスのもう片方の端をおもて側に返してステッチで押さえるわけですが、
その 「バイアスの折り返し」 が無理なく均一にできるよう、縫い代を適当な幅にカットしていきます。

「適当な幅」 というのは、バイアスをおもて側に返したときに、
 ・最初にバイアスを縫い付けたステッチが見えないこと
 ・袖つけの本縫い線とバイアス端までの距離がほぼ一定に整うこと
のいずれをもクリアする幅、ということです。

これは扱う生地の厚みとバイアスの幅によって変わってまいりますので、一概に 「○mm」 と言えないのですけれども
今回は 「最初にバイアスを縫い付けたステッチ」 と 「縫い代端」 の間をいったん4mm程度に揃えました。
袖下と脇、肩の縫い合わせ箇所は、それぞれの縫い代を既にバインディングした箇所の端っこが重なる分、
厚みが増しますので、
最初にバイアスを縫い付けたステッチ位置から縫い代端までのバイアス部分を斜めにカットしておきます。

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こんな感じ。同様の箇所すべてに対して行います。
これで、厚みがだいぶ軽減されて、バイアスを均一にひっくり返しやすくなります。

ここまでできたら、バイアスをおもて側にひっくり返してみます。

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最初にバイアスを縫い付けたステッチが隠れ、かつ袖つけの本縫い線とバイアス端との距離がほぼ一定に整えばOK。
整わない場合は、当該箇所の縫い代を0.5mm~1mmずつカットしてはひっくり返して確認。
この作業を、袖ぐり1周すべて繰り返します。
で、上の写真に写っているような 「既にバインディングされている箇所」 は
生地が重なり合ってかなり厚みが増しておりますので、
ミシンを進めやすくするために、ペンチで潰しておきます。

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こんな感じで、当て布をしてペンチで挟んで、フンギュ~ッッ! ってね。
私がよく 「ペンチで潰す」 と言っているのは、この作業のことです。
袋縫いや折伏せ縫いで、縫い代が重なり合っている箇所を縫うときも必ず潰します。
ペンチは、表面が平らでしっかり握ることができれば、なんでもいいのです。
私はいつもこちらを。

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バドミントンのね、ガット張りに使っていたペンチです。
20年くらい前、へたっぴながら何年かバドをしておりましてね。
同回の女の子が張り方を教えてくれたのですよ。
合宿の時だったのかなぁ~ ・・・よく憶えていないのだけれども、一緒に張りながら、丁寧にね。
なんだかね、こんな超ミラクルスーパーペーペーな自分に、
面倒な顔一つせず、バドを1から丁寧に教えてくれる彼女をはじめ同回や先輩、みんなの優しさが嬉しかったな。
簡易型のガット張り機? っていうのかしら。
フレームを固定して、テンションのコントロールだけ手で加減して張るような、なんかそんな器具もあったのだけれども、
ワタクシ、どうも要領を得なくてね。同回や先輩方が張ってくれることもございました。

暫くのち、お世話になっていたスポーツ店の店主さんがガット張り機の操作を教えてくれて、
「自分で張るならガット代だけでいいよ~」 なんて、涙がちょちょぎれそうな優しいご配慮をくださって、
その後は機械を使うことが増えたのだけれども、それでもたまに、自分で手張りしておりました。
いやまさかね。そのペンチがね。
服づくりの道具になっているなんてね。ペンチもびっくりでしょう。


で、ペンチで潰して前準備が整いましたら、ミシンで最後のステッチを入れていきます。
ちょっぴり面倒に感じるかもしれませんが、前準備をきちんとしておくと、この後のステッチがとっても楽なのです♪

袖ぐりに縫い合わせてあるバイアスをおもて側に返して、ミシンの押さえの下に持って行って
針を落とします。

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バイアス端からおよそ1mm~2mmくらいの位置に。

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この距離感をキープしつつ、ゆっくり針を進めていきます。
バイアス端と針の落ちる位置関係と同時に、袖つけの本縫い線とバイアス端との間隔も、
一定に保つよう意識しながらね。

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厚みのある箇所もございますので、ほんと、一針ずつ進めていく感じです。
この部分が出来上がればあとは釦ホールだけなので、神経は使うけれど、けっこうウキウキ感はMAXだったりします。

完成です。

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袖下点・後ろ身頃側はこんな感じで継ぎ目が入ります。

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私はいつも、この 「継ぎ目」 を後ろ身頃側にずらしているのだけれども、
厚みが集中するのを回避する目的もありますが、一番は単に 「縫いやすい」 から、です。
縫いやすければ、結果的に綺麗に仕上げやすいように思うから。
厚みの抵抗とか、縫いやすさとかが気にならなければ、継ぎ目を袖下点に集中させてもOKです。


きょうはここまでにさせていただきます。
次回、バインディングするタイミングについて少しだけ追記したいと思います。



きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。





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by mimi_bonheur | 2016-02-28 00:48 |  ├ 縫い進め方の記録

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ご訪問ありがとうございます。


小澤征爾さん指揮の作品が、グラミー賞を受賞しました。
なのでね。私も、こちらをきのう、きょうとセレクトしたりして。

2002年のニューイヤーコンサートです。
なんだかね、このときは感動したなぁ。日本人指揮者が、ニューイヤーコンサートを・・・って。
当時持っていたオーディオスピーカーのあまりの悪さに辟易してしまい、
新しいオーディオシステムを買ってしまったのも、これを美しい音で聴くためでした。
今はリビングに置いているので、残念ながらミシンを踏みながら聴くことはできないのだけれども、
PC作業するときなどは、浸るね。そう、今もね。
当時、20代。で、これ? みたいな、
一人暮らしのお年頃女子の部屋に相当な違和感を感じる、無骨で飾り気のないオーディオです。
アンプとスピーカーはどうしても妥協したくないけど、大きなスピーカーなんて置けないし。
というか、集合住宅じゃ日中でも大音量では聴けないし。
できる限りコンパクトに収まってくれて、クラシックを満喫できることを最優先することに。
いやほんと、高かった(笑)
もっと安くてかわいいの、いくらでもあったのにね。懐かしいわ。フフフ。
ドナウもいいのだけれども、うん、やっぱり、ラデツキー、最高♪


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少し前から、バイアスを用いた端処理について記録させていただいております。
今回は、袖つけ箇所の端処理を途中まで記録したいと思います。


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 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

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    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
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    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

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当記事を含むパイピング(バインディング)処理に関する記事の写真は、
以前ご紹介した こちらのジャケット の製作過程で撮ったものです。
生地は中厚地程度の、目の詰まったハリのあるヘリンボン織の綿です。
縫い代は袖ぐり・衿ぐり・前端は1cm、肩・脇・袖下は1.5cm、袖口は11cm、裾は4cm、
バイアス幅は15~16mm(両折)です。

【バイアステープを用いる端処理】
1回目:バイアスの準備とかのこと
2回目:パイピング(バインディング)の基本的な進め方
3回目:各所バインディグしたバイアス端の残し方・控え方
バイアステープについての追記が こちら に少し。
見返しに関する記録が こちら に少し。
袖つけとステッチガイドに関する記録は こちら に。 



前回記録した 「袖つけ」 では触れませんでしたが、
袖つけ位置側に長く残しておいたバイアス。

a0181553_16352626.jpg

これを調節していきます。

ここから先、一部写真が別アイテムとなり恐縮ですが、やはりナンシーちゃんです。
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袖下点どうしを待ち針でとめたところ。
バイアスの端がぴょこんと出ている状態です。
袖ぐりや脇にはカーブがございますため、縫い代端が綺麗に揃うことはあまりなく、
たいてい少し足りません。
バイアスで端処理する際、この 「少し足りない」 端っこがうまく収まってくれないことが多かったものですから、
バイアス端を少し長く残してあとから調整するようになりました。
袖ぐりの生地端に合わせて、バイアスの不要な部分をカットします。
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右側だけカットしてみました。
もう片側も。
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ほんの少し、バイアス端が斜めにカットされているの、分かりますでしょうか?
脇と袖口のカーブにに縫い代が付いて行くように整えてカットすると、ナンシーちゃんの場合はいつもこうなります。
もちろん、アイテムによりこうならない場合もございます。
肩の縫い合わせ箇所のバイアス端も、同様にカット。


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このあと 前回の 袖つけ の要領で縫い合わせます。

縫い終わった状態です。
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縫い代端をバイアスで包みます。
これまでは
「おもて側からバイアスを縫い付けたあと、バイアスを裏側に返し、やはりおもて側から押さえのステッチ」
の順番で進めておりましたが、
袖ぐりだけは裏側、すなわち袖側についた縫い代部分の端にバイアス端を合わせて縫い、
そのあと身頃側にバイアスを返しております。
袖下点や袖山点では、縫い代の厚みが大変増しておりますため、
幅の限られたバイアスで同じように包めば、当然のことながらバイアス幅が足りなくなります。
そのため、前者の方法で縫い進めていくと、
仕上がった際にバインディング位置や幅の不統一、すなわち「見た目の違い」があからさまにわかり、あまり美しくないのです。
バイアスをおもて側に返して最後の押さえステッチをおもて側から入れることで、
少なくとも袖つけの本縫い線とバイアス端との距離は目視しながら、許容範囲内で縫い進めることができます。
縫い進め方は 端処理その2 と同じなので、割愛いたします。
ここから数枚、また違うアイテムになり恐縮ですが・・・
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すみません、2枚袖、写っていますが、スルーしてくださいm(__)m
袖下点・後ろ身頃側でバイアスを接いで 「わ」 にしますので、
袖下点の縫い代を通過したところから後ろ身頃側に4cmくらいは縫わずにおきます。
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縫っていない部分のバイアスを、必要な分だけ残してカットするのを忘れずに・・・。

縫い残した部分のバイアスを繋げて「わ」にします。
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縫うところにチャコで線を描くと、まっすぐ縫えます。
私はいつも待ち針のさし位置を目印にして縫い合わせております。

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アイテムがころころ変わってスミマセン。縫えました。
縫い目の右側は不要な部分なので、縫い代5mmくらい残してカットします。

袖ぐりの縫い代部分、バイアスを縫わずに置いておいた部分に、「わ」 に繋げたバイアスを縫い合わせます。
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バイアスは縫い代を割っておき、ピンセットや目打ちなどで整えながら縫い進めます。


ピンセットはこちらです。
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一般的なクロバーさんのもの。同じもの、2代目です。
洋裁を始めたころは100均のピンセットでしたが、これに変えてからは、他のものが使えなくなりました。
しなりもいいし、先の細さも絶妙だし、丈夫だし。かなり手荒なことをしても結構へっちゃら。
(といいながら、1度、折りましたけどね。笑)
ギャザー寄せなどもすべて、このピンセットを使います。目打ちは生地に傷がつくのが怖いのであまり使っておりません。
1本あると、とても便利です。


きょうはここまでにさせていただきます。
次回、続きを記録したいと思います。



きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。





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by mimi_bonheur | 2016-02-18 18:01 |  ├ 縫い進め方の記録

袖つけと磁石のはなし。

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スーパーに行ったらね、みきゃんがいっぱい(*´艸`*)


ご訪問ありがとうございます。


綺麗だし、おいしそうだし、みきゃんだし。思わず手が伸びてしまいそうでした。
いえいえ、冷蔵庫のストックは増やしすぎ禁物。食べられる量だけね。
お大根は必要ないから、また今度にしよう。


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バイアスの前にお袖をつけなくちゃいけませんし、
お問い合わせも頂戴しましたので、こちらを先に記録させていただきます。



**********

 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

**********


当記事を含むパイピング(バインディング)処理に関する記事の写真は、
以前ご紹介した こちらのジャケット の製作過程で撮ったものです。
生地は中厚地程度の、目の詰まったハリのあるヘリンボン織の綿です。
縫い代は袖ぐり・衿ぐり・前端は1cm、肩・脇・袖下は1.5cm、袖口は11cm、裾は4cm、
バイアス幅は15~16mm(両折)です。

【バイアステープを用いる端処理】
1回目:バイアスの準備とかのこと
2回目:パイピング(バインディング)の基本的な進め方
3回目:各所バインディグしたバイアス端の残し方・控え方
バイアステープについての追記が こちら に少し。
見返しに関する記録が こちら に少し。



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複数のお問い合わせをいただいた磁石の件です。
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これね、これ。緑のマスキングテープを巻いているやつ。
ステッチガイド (でいいのかしら?)も持ってはいるのですが、
装着すると邪魔に感じることが多かったので、今は使っておりません。
かわりに数年前から使っているのが、この小さな磁石です。
縦2.5cm×横1.2cmくらいの大きさ。
磁力が強いので、調整用にマスキングテープを貼っております。
この磁石は、ずーっと前に換気扇用の不織布のセットに入っていたものですが、
磁石式のステッチガイドも手芸店などではお取り扱いがございます。
カーブにもスムーズに対応できるような、軽く曲線状の磁石ではなかったかしら・・・。
ミシンの押さえの横に置き、そのガイドを頼りに生地を滑らせていくと、
かなり気持ちよく等幅に縫うことができます。

袖を付けます。
袖と身頃を中表に合わせ、袖下点と合印(3か所)をそれぞれ待ち針でとめておきます。
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袖下点から7cm程度両側はいつも2度縫いしております。
正確に測るほどではなく、だいたいそのくらいの位置に生地を持って行って、針を落とします。
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ステッチガイドは針から1cmのところに置いておりますので、
このガイドに沿って無理なく進めていけば、等幅に綺麗に縫えている、ということになります。
カーブが多い箇所なので、時折生地端を整えながら進めます。
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縫いはじめの位置まで、ぐるりと1周縫ってまいりました。
1cm幅もキープできております。
このあと、先にステッチした線の上に重ねるような感じで袖下点を通過し、
7cmほど長く縫ったところで返し縫いをして終了です。

このあと、バイアスでの端処理に進みますが、長くなってしまうので次回に。
毎回小出しで恐縮ですorz


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昨年末あたりから、昔買ったアルバムを聴く機会が増えました。
もう何年も、懐メロは封印していたのですけれども、なんだかね。
もう大丈夫かな、って思って。

きょうのBGMは、こちらに。
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オリジナル・ラブの「変身」です。
田島さんの柔らかくてセクシーな声が好きでね。通勤時の車内でよく聴いておりました。
どんな歌詞だったっけ? と思って、歌詞カードを開いた1ページ目に。
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「脱皮」ってね。軽くクスッとしちゃった。
そういえば最近、ダイオウグソクムシ脱皮って、ニュースになってたぞ、なんて思い出したり。
いやきっと、そういうことじゃあないのよね。
新しいモノやコトに進むことであったり、過去との決別であったり、
そんな深い意味合い、なのだと思う。
私自身も、今年は脱皮の年になるだろう。綺麗な羽、しっかり青空に広げよう。

収録曲。
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けっこうどの曲も好きなのだけれども、やっぱり、プライマルが一番好き♪



きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



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by mimi_bonheur | 2016-02-15 19:23 |  ├ 縫い進め方の記録

見返しをつける。

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Wi-Fiが復活しました。やっほー♪


ご訪問ありがとうございます。


1月の終わりに突然接続不良になり、ちょっぴり、いや、けっこう困っていたのです。
あれから結局ショップへも行かずじまいで。。。
で、きょうは絶対に行こう! と心に決め、
まぁでも一応、CUBEの接続をもう一度やり直してみてからにしようと思い、
あれやこれやすること30分。
無事、復活いたしました♪ やるじゃん、私!!!
まったくね。こんなことなら、もっと早くに試してみるんだったわ。

結局、なんで突然ぷつっと切れたのか分からないままなのだけれども、
まぁいいや。直ったんだし♪


そんなきょうは、春のような暖かさ。
雨も止み、鳩と雀が庭で仲良く何やら啄んでいる姿が微笑ましいです。


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バイアスで端処理、とほんの少し離れた内容も含むのですけれども、
肩の縫い代の、衿ぐり側のバインディング処理を少し手前まで、というお話に触れましたので、
先に記録させていただきます。


**********

 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

**********


当記事を含むパイピング(バインディング)処理に関する記事の写真は、
以前ご紹介した こちらのジャケット の製作過程で撮ったものです。
生地は中厚地程度の、目の詰まったハリのあるヘリンボン織の綿です。
縫い代は袖ぐり・衿ぐり・前端は1cm、肩・脇・袖下は1.5cm、袖口は11cm、裾は4cm、
バイアス幅は15~16mm(両折)です。

【バイアステープを用いる端処理】
1回目:バイアスの準備とかのこと
2回目:パイピング(バインディング)の基本的な進め方
3回目:各所バインディグしたバイアス端の残し方・控え方
バイアステープについての追記も、こちら に少し。


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肩の縫い合わせ箇所の端処理で、衿ぐり側は1.5cmくらい短めにバインディングするという
お話を、前回記録いたしました。
端まで包んでしまってもよいのですが、そうすると角を削っても厚みが出やすいので、
最初から包むのをやめることにいたしました。

身頃と見返しを中表で縫い合わせたところです。
左が衿ぐり側です。
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肩線が軽く曲線になっておりますため、平面上で付けた縫い代が端まで付いて行かず、
バイアス端と本縫い線の間が少し空いてしまっておりますが、ご容赦ください。
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衿ぐりを縫い合わせたステッチ上にバイアスが入らないようにすると、
見返しや身頃が折り返しやすくなるほか、厚みも緩和できます。

さらに厚みをなくしてフラットに近付けるため、角の縫い代を削ります。
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肩線側は2mm、衿ぐり本縫い線側は1mmくらい、残す感じ。
見返しの同箇所も、すべて削ります。
この処理をしておくと、裏コバもスムーズに進みます。
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見返しの 「浮き」 を抑えるため、見返しと縫い代を縫い合わせるステッチです。
端から2mmくらい内側に入れます。
これをするとしないとでは、仕上がりの際の見返しの落ち着き具合に大きく差が出ますので、
コート・ジャケットに限らず通常のトップスやワンピースなどでも入れております。
おもて側にステッチを響かせることなく、衿ぐりをスマートに整えることができます。
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裏コバは見返しに対して入れるものなので、
見返しの 「たわみ」 を綺麗に広げながら縫い進めます。
カーブを維持しつつ、ラインに沿ってゆっくり入れると、つれることなく綺麗に仕上がります。
衿ぐりのほか、前端側も。
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前端側は、生地により入れないこともあるのですけれども、たいていの場合は入れております。
縫えるところまでで大丈夫です。

先日の記録の最後で触れた 「見返しの下端」 も、少し記録を追加します。
別アイテムで恐縮ですが、この部分です。
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見返しと身頃のそれぞれ裾部分を縫い合わせた箇所。
出来上がり線の手前でバインディングを止めてしまうと諸に見えてしまい、美しくありません。
なので、3mm控えてバインディングしております。
a0181553_16251580.jpg

端っこを控えずにバインディングするよりも、控える方が、
おもて側に出る 「ボコッ」 とした出っ張りを多少緩和できます。


きょうはここまでにさせていただきます。
次回は袖つけ部分に進みたいと思います。


きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



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by mimi_bonheur | 2016-02-13 16:33 |  ├ 縫い進め方の記録

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ご訪問ありがとうございます。


前回の記事でスーパーボウルのことに触れましたら、
「見ましたよ~」 ってメッセージをたくさんいただけて。
ファーブ殿堂入り、感動しましたね~ とか、モンタナお爺ちゃんすぎてびっくりしました~ とか。
とても嬉しかったです。楽しく拝読いたしました。
アメフトって、関西じゃけっこう盛んだったりするのだけれども、この辺はさっぱりなのでね。
スーパーボウルで 「暑い」 ってコメントはあまり聞いたことがないように思うのですが、
解説の河口さんが 「汗かいた」「汗かいた」 って何度も仰ってて、
なんだかクスッとしてしまいました。

終わったばかりですが・・・
あぁ~早く2016シーズン、始まらないかな~!!!


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バイアステープを用いる端処理のつづきです。

1回目:バイアスの準備とかのこと
2回目:パイピング(バインディング)の基本的な進め方
バイアステープについての追記も、こちら に少し。

コートやジャケットなどの裏の端処理にバイアスを用いることについて、
お問い合わせをいただく機会も多いことから、少し前から記録させていただいております。


**********

 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

**********


当記事を含むパイピング(バインディング)処理に関する記事の写真は、
以前ご紹介した こちらのジャケット の製作過程で撮ったものです。
生地は中厚地程度の、目の詰まったハリのあるヘリンボン織の綿です。
縫い代は袖ぐり・衿ぐり・前端は1cm、肩・脇・袖下は1.5cm、袖口は11cm、裾は4cm、
バイアス幅は15~16mm(両折)です。


今回の記録は、バイアスの端っこにフォーカスしてみます。

バイアステープの端処理では、実際に 「見える」 部分を綺麗に仕上げるのは然ることながら、
裾や袖口の縫い代に隠れる部分や、バイアスに包まれて隠れる部分など
いわゆる 「見えない」 部分の処理も重要と考えております。
縫い代の処理でよく 「厚みを云々」 とワタクシ、申しているのですけれども、
バイアス処理は当然のことながら厚みが増しますので、重なり合う部分をできる限り削ぎます。
強度を保ちつつも美しくフラットに仕上がるように。
それはおのずと 「縫い進めやすさ」 にも繋がります。

・・・ちょっと、手間ですけどね(笑)

前回の記録では、肩の縫い代の端処理を載せました。
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後ろ身頃の左肩、右が衿ぐり側、左が袖側です。
右端の衿ぐり側は、バイアスで包まれておりません。
これは、あとから衿ぐりの見返しや衿を付けたりする際に、
厚みが増すことによるゴロつきやラインの変化が極力出ないようにするため。
反対に、左端の袖つけ側はバイアスが少し飛び出しております。
あとで袖を付ける際、縫い代部分にかかるバイアスが、
ぴたりと縫い代端に合うよう調整するためです。
(この点については後日、もう少し詳しく触れることにします)
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衿ぐり側は「衿ぐり縫い代分+α」 バイアスで包まずあけております。
今回の場合は縫い代分(1.1cmくらい)+4mm=およそ1.5cm。
袖つけ側は5~8mm残しておきます。

これはすべての縫い代に共通していて、
身頃ですと脇の縫い代の袖つけ側はバイアスを出して、反対に裾側は縫い代分控える、とか。
a0181553_14393065.jpg

脇の縫い代・裾側です。
袖口も。
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裁断時に、出来上がり線のところにノッチ(小さな切り込み)を入れておき、
その印の3~5mm手前までをバイアスで包むようにしております。
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覚えておけばいいんだし・・・って思うでしょ?
これね、縫ってると、忘れるんだね。
で、「あ、間違えた」 ってなって、半泣きでほどくの。何度、やっちゃったことか(笑)
なのでね、このノッチ入れはどんなに単純な縫い代幅でも入れております。

身頃だけではなく、見返し端もバイアスで包む場合。
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縫い方は身頃と同じですが、前見返しと後ろ見返しの縫い合わせ箇所は
やはり生地が重なり合い、芯地も貼っておりますから、厚みが出ます。
なので、バイアスを縫い付ける前に、ちょっぴり縫い代の端っこをカットしておきます。
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ほんと、2mmくらい斜めにカットする程度です。
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縫い代部分の端が、見返し端より内側に少し入るだけで、
バイアス付けがスムーズに、かつ等幅に近付き美しく仕上げることができます。
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裏側はこんな感じ。
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このカットの作業は、はじめにバイアスの片端をおもて側に縫い付けた後で行ってもOKです。
ダブルフォールドの状態で挟んで1回のステッチでバインディング処理する場合は
最初にカットしておきます。
ついでに、見返しの下端部分も。
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あとで身頃と縫い合わせて、内側に入る部分です。
厚みが出てほしくない部分ですが、出来上がり線の手前でバイアスを止めてしまうと
見えたときに少々、いや、けっこう美しくない。
なので、生地下端の厚みのボリュームが最小限で済むよう、
見返し下端の縫い代端から3mm控える程度に抑えておきます。
完全に厚みをなくすことはできませんが、ゴロつきや、ボコッと出た感じを少し緩和できます。
このあたり、スミマセン、言葉ではなかなか・・・なのですが、
やってみると 「あぁなるほど」 と納得していただけると思います。。。


きょうはここまでにさせていただきます。
次回は、見返しと身頃の縫い合わせを中心に記録したいと思います。


きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



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by mimi_bonheur | 2016-02-10 15:31 |  ├ 縫い進め方の記録

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きょうはスーパーボウル。
えぇ、観ましたよ、もちろん♪


ご訪問ありがとうございます。


今年は50回目のスーパーボウル。
過去のスーパーボウルのゲーム中のファインプレーなどは、けっこう見るのだけれども、
過去のハーフタイムショーを振り返る、というのはそういえば記憶になくて。
あぁそうそう、この年はこの人だったよね、とか、えーこんな大物サンもいらしてたんだ! とか、
けっこう楽しめました。
もちろんゲームもね。
録画されている方もいらっしゃるかもしれませんので、この続きは最後に・・・。


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バイアステープを使った端処理(パイピング/バインディング) のつづきです。
こちら に、少しだけ追記も。
コートやジャケットなど、出先で脱ぎ着する機会の多い服は、
裏側の縫い代端をすべてバイアスで処理することが、私の場合ほとんどです。
お問い合わせをいただく機会も多いので、少し前から記録させていただいております。


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 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
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 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

**********


当記事を含むパイピング(バインディング)処理に関する記事の写真は、
以前ご紹介した こちらのジャケット の製作過程で撮ったものです。
生地は中厚地程度の、目の詰まったハリのあるヘリンボン織の綿です。
縫い代は袖ぐり・衿ぐり・前端は1cm、肩・脇・袖下は1.5cm、バイアス幅は15~16mm(両折)です。


私が行うバイアスでの端処理は2通りあり、生地により変えております。
中厚程度の綿や麻素材は、ダブルフォールドの状態のバイアスでそのまま生地端を挟んで、
一度のミシンで縫ってしまいます。
a0181553_15175063.jpg

バイアスを半分に折った「折り目」の隅の部分に、生地端がきちんとくっついていることを
指先で確認しながら縫い進めます。
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押さえの後ろはこんな感じ。
a0181553_15471176.jpg

1回のステッチで済みますので進行も早いですし、
ステッチが入ることにより若干増す「ハリ」も抑えることができます。

私のミシンは針の落ちる位置を任意で変えられますので、この程度の厚みの生地・かつ
この幅のバイアスであれば、
生地右側に置いているステッチガイド(磁石です)に沿わせることで、
さほど無理なく縫い進められるのですけれども、
こうした機能がないミシンや、バイアスでの端処理に慣れていらっしゃらない場合、
下側のバイアスがパンク(ステッチが外れる)してしまったり、
バイアスの端が生地端から少し浮いたような仕上がりになってしまったり、、、と、
あまり満足いく仕上がりにならないかもしれません。

実際、私は昔、この方法、何度も何度も縫い直すことが多かった。
今はもう慣れて、指先の感覚でOKかどうかも分かるようにもなり、
楽に縫い進められるようになったのだけれども。

なので、中厚地以上のウールやデニム、柔らかくコシのない生地を縫うときの方法を
記録させていただきます。


バイアスを半分に折る際、片側を1mm程度長く折るというお話をしましたが、
そのバイアスの「短く折られた方の辺」を、生地端のおもて側に縫い合わせます。
バイアスの右側を開いて、一番端に近い方の折り目の上を縫います。
a0181553_15443235.jpg

生地端がバイアス端で完全に隠れている状態を保ちながら、折り目の上を、慎重に。
イメージとしては、
「バイアス端の方が0.5mm~1mmくらい生地端から出ちゃってもいいわ」 みたいな感じで。
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縫い終わった状態です。
a0181553_1601725.jpg

このあと、バイアスを裏側に折り返してステッチで押さえます。
生地を裏返してみました。
a0181553_1612173.jpg

ちょびっとバイアス端が見えている箇所があるので、これを生地端に合わせてカットします。
a0181553_1633051.jpg

カットといっても、1mm以内くらい。
けっこう時間を要しますし、目も疲れますので、省きたくなっちゃう作業。
でも、これをするとしないとでは、バイアスの折り返しやすさが断然、変わってくるのですよ。
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バイアスが無理なく裏側に折り返ってくれるか、確認しているところ。
斜めのエメラルド色の長方形は、目印のマスキングテープです。
「こっちが裏よ」 の確認用にね、裁断時に貼っておくのですよ。
おもてと裏の判別がつけづらい生地など、予め貼っておくと迷わないし、間違いもないからね。
バイアスが無理なく折れてくれると、おもて側でバイアスと縫い合わせた際のステッチが
綺麗に隠れてくれます。
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この時点で縫い目が隠れない箇所があったら、
あとで縫う「押さえ」のステッチがパンクする可能性が高いです。
はじめの縫い目が折り目の上からずれていないか、バイアス端から生地端が見えていないかを
確認し、その部分のみ縫い直します。

無理なく折り返せるようになったら、おもて側から「押さえ」のステッチを入れていきます。
a0181553_16155271.jpg

バイアスの端と押さえの印との間隔を1mm~2mmでキープしながらね。
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時折、裏側のバイアスの端がきちんと綺麗に、最初の縫い目を隠すように覆っているか
ペラリとめくって確認しながら縫い進めます。

縫い終わりました♪
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裏側に返してみました。
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縫い目が外れたところ、ないね。よし、合格♪

文字にして、写真とともに記すと、なんだかややこしくて難しそうに見えてしまうのだけれども、
この作業はほんと、慣れるのが一番だと思います。
服を縫うことのみならず、仕事でもお料理でもお掃除でも何でもそうだけど、
同じことを繰り返すうち、要領も身に付くし、おのずと腕も上がってきます。
卵焼き、昔はスクランブルエッグになっちゃってたけど、
今は綺麗に巻けるよ! みたいな感じ(←まさに、私。)
ゆっくり、ひとつひとつの作業を丁寧に進めていけば、
卵も焦がさず巻けるようになるし、ミシンの縫い目もまっすぐに整うようになります。

きょうはここまでにさせていただきます。
次回は、バイアスの縫いはじめとか縫い終わりのことを中心にを記したいと思います。


----------------------


で、スーパーボウル。
今年は パンサーズ VS ブロンコス でした。
パンサーズの勢いは目を見張るものがあるけれど、まだ若いQBのニュートンよりも、
ベテランで場数を踏んでいるマニングの方がやはり勝負勘というか、
そういうものには長けているのではないかしら? と、
個人的には 「ブロンコス勝利」 を予想しておりました。
結果的に、勝敗に関しては予想通りではあったのですが、ゲーム内容的には・・・
マニング云々というよりも、
ニュートンを焦らせ、思うようにさせなかったブロンコスの守備陣が素晴らしかったこと
に尽きると思います。
厳しいディフェンスの中で、ニュートンも必死に頑張っていましたが、
シーズン中に魅せてくれたキレとパワーのあるパスや、
モバイルQBたる所以でもある機動力の片鱗は見られず、その点は残念でした。
きっと全米のフットボールファンも、そのプレーを期待していただろうし・・・。

けれどもね、今シーズンも、実におもしろかった。
ワクワクドキドキをくれた選手のみなさん、ありがとうございました。




きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



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by mimi_bonheur | 2016-02-08 17:37 |  ├ 縫い進め方の記録

バイアスで、端処理。

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ご訪問ありがとうございます。


ロックミシンを使わない仕立てを続けておりますので、
縫い代の処理をどうするか、どんな服・生地でもネックになります。
この布で、できるかどうか。
このカーブで、できるかどうか。
服をつくり始めたころはそういうの、当たり前なのだけれども全然見当がつかなくて、
よく失敗もいたしました。
あまりに失敗をよくするものだから、しばらくバイアス、封印したこともあるくらい。
「もうーーーバイアス、嫌いっっ!!」 ってね。

けれども、そうばかりも言っていられませんし、事実、ロックミシンはないのですから
どうにかして克服しなくちゃはじまらない。
綺麗にできないことにイラッとしつつ、数えきれないくらいほどいて縫い直して。
そうして数をこなしていくうち、だんだんと自分の中で、ある程度の基準のようなものが
確立されてきたように思います。
この生地なら大丈夫。
このバイアスなら大丈夫。
このカーブなら。この幅なら。


ジャケットやコートを縫うときの、バイアスをつかった縫い代始末につきまして、
これまでたくさんのメッセージやお問い合わせを頂戴してまいりましたので、
何回かにわけて記録させていただきたいと思います。


 **********

 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

 ********** 



当記事を含むパイピング(バインディング)処理に関する記事の写真は、
以前ご紹介した こちらのジャケット の製作過程で撮ったものです。
生地は中厚地程度の、目の詰まったハリのあるヘリンボン織の綿です。
縫い代は袖ぐり・衿ぐり・前端は1cm、肩・脇・袖下は1.5cm、バイアス幅は15~16mm(両折)です。


バイアスでジャケット1着の端処理をすべて行う場合、最低でも6mくらいは必要です。
ナンシーちゃんでだいたい7mちょっと。
コートになると8mを超えますし、プリンセスライン切替になると10mくらい。
縫い代を片倒しにするか、とか、バイアスの継ぎ目を使うか使わないか、など
縫製の仕方の判断によっても変わってまいります。

バイアステープは、自分で綿のローン地などであらかじめつくっておくこともあるのだけれども、
たいていの場合は市販のバイアス(アサヒ、コスモ、キャプテン)を利用します。
よく見かける2.75m入りの、あれです。
あれを、ナンシーちゃんで2パック半くらい。
素材はテトロンが多いのですけれども、綿やデシンなど他の素材を使うこともございます。
幅はたいてい12mm~12.7mm。
生地の厚みなどにより、15mmや18mmを使うこともございます。

今回は水玉柄の両折15mmを使います。
幅はやはり、広い方が進めやすい♪
はじめに使う分すべて、アイロンで半分に折っておきます。
a0181553_19483978.jpg

片方の端が1mm程度長くなるようにね。
a0181553_19555411.jpg

同幅がNG、というわけではないのですが、挟んだときに裏側になる方のバイアスが長い方が、
パンクしづらかったり縫いやすかったりします。
アイロンで半分に折ったバイアスは、使いやすいように厚紙などに巻いておきます。
a0181553_2003238.jpg

少なくない? ってね、ハイ、スミマセンorz
はじめに撮るの忘れてしまって、だいぶつかってから気付いて撮ったものだから。
ナンシーちゃんのときは、この厚紙が見えなくなるくらいつくっておきます。
今回は7.5mくらい準備しました。

このバイアス。
はじめから半分に折ってあるバイアス(ダブルフォールド)も販売されています。
両折に較べると少しお高めですけれども、綺麗に折ってあって、つかいやすい。
私も当初はダブルフォールドタイプを愛用しておりましたが、
色や素材の選択幅が極端に狭くなってしまうこともあり、両折を半分に折る方法に切り替えました。
初めてバインディング始末にチャレンジされる場合は、
ダブルフォールドの方が扱いやすいかもしれません。


次回はバインディングに進みたいと思います。


きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



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by mimi_bonheur | 2016-02-02 20:27 |  ├ 縫い進め方の記録

正確に、裾を縫う。

a0181553_18305836.jpg

ワンピースの裾です。
ご依頼のお品の裾上げは一番さいご。ご指定の着丈になるよう、慎重にね。


ご訪問ありがとうございます。


少し前にお話したルレットで印を付けて云々の続きです。
スカートなどの裾、特に、寸法が狂ってほしくないご依頼のお品ではたいていの場合、
正確に裾の始末ができるように、ルレットを使っております。
きょうはこの 「裾上げ」 について記録させていただきます。
そのほかの、シャツテイルなどに関しては後日あげさせていただきます。


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 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

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トップの写真を含む、本記事に出てくる写真は、
きのうご紹介したVネックタックスカートワンピースの縫製過程で撮ったものです。
生地は普通~中厚程度の平織の麻(ヨーロッパリネン)、裾の縫い代は4cm取っております。


最後の裾上げをはじめます。
スカートの脇は既に折伏せ縫いが済んでおり、裾に近い部分の縫い代を割って準備してあります。
今回は4cmの縫い代をとっています。
この写真を撮る前に着丈を測りましたが、指定寸どおりに出来上がっておりましたので、
当初の予定通り、4cm を 1cm+3cm の三つ折りにします。
はじめに、端から1cmのところにルレットで印を付けます。
a0181553_1903094.jpg

この作業で使っている定規とルレットはこちら。
a0181553_196141.jpg

ルレットね、これ、正式名称、なんていうんだろ? と思って聞いてみたら、
どうやら 「へらルレット」 というのだそうです。
いつから私の中で 「丸ルレット」 になったんだろうね?(笑)
(→「でも通じます大丈夫です、、、クスクスッ」 ってね、優しい手芸店の店員さん♪ありがとうございました^^)
a0181553_1910543.jpg

おはりごとを始めたころは、印つけは「へら」を使っていたのだけれども、
定規を使う必要がある印つけではとくに、このルレットの方が軽い力でスムーズに付けられます。
a0181553_19141970.jpg

光が当たるとわかる程度でOKです。裾にぐるりと1周、付け終わりました。

この1cmの位置の印から、3cm上の位置に、出来上がり線の印を付けます。
a0181553_19182240.jpg

写真を撮る際、スミマセン、エッジを逆にしてに撮ってしまいましたが、
この反対側の、金属が付いている側のエッジに沿ってルレットを転がします。
最初に付けた印から3cm、かつ、裾端から4cm、その両方を確認しながら、ぐるりとね。
a0181553_19193324.jpg

こちらも完了。
1cmと4cmのところに、ぐるりと印が付きました。
a0181553_19204077.jpg

使っている定規はカッティング専用のものです。
ルレットでの印つけ、けっこう定規のエッジが傷みますので、こちらの方が都合がいい。
上側のエッジ部分にね、ステンレスだっだかしら、なんかそんな金属っぽいのが貼ってあるのです。
a0181553_19264737.jpg

7mmの印があるのも嬉しい。
しかもね、滑り止めもついているから、生地の上で定規が動きません♪
a0181553_19274158.jpg


印をつけたあと、アイロンで折り上げます。
a0181553_19312679.jpg

最初に1cmのところを。
このとき、脇の縫い代の角も一緒に落としてね。
a0181553_19324230.jpg

厚みのある生地では仕上がりのごろつき感に差が出ますのでね。

以前の記事で恐縮です。
 ・縫い代を削る。

このあと、アイロンでもう一折りして、準備完了です。
a0181553_19403395.jpg

3cm幅に整いました。
最後にミシンでステッチして、完成です♪
a0181553_19414534.jpg



この印つけで気をつけていることは、
縫製前に、生地に跡が残らないかどうかの確認をしておくということ。
起毛加工が施された生地などは特に、
強く押すとその部分だけ毛が抜けちゃう、なんてこともあるのでね。
私はいつも、縫製前の水通しの際にルレットで生地端に線を付けてみて、
水通しの際に揉むなどして、乾いた時点でほぼ消えているかどうか確認しております。
このテストで消えていなかったら、ルレットは使わず別の方法(切り仕付けとか)にします。


お問い合わせくださいましたみなさま、お待たせしてしまいすみません。
お待ちくださりありがとうございました。



きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



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by mimi_bonheur | 2016-01-15 20:10 |  ├ 縫い進め方の記録