脇の袋縫いと裾の三つ折り縫い

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ご訪問くださいまして、ありがとうございます。


 '15.11********

 たくさん、たくさん考えて、再公開することにいたしました。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しただけると嬉しいです。
 当記事をご覧になっていただくにあたっては、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    記録当時と現在の進め方が異なるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない情報も含まれております。
    かい離が大きい記事については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
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  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
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 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

 ********** 


少し前にUPさせていただいたドレスシャツの縫製では触れられなかった箇所です。
写真はワンピースの裾の部分。裏側から撮っております。
縦に伸びる縫い代が脇線で、袋縫いで縫い合わせております。

この袋縫いにつきましてもよくお問い合わせをいただきますので、記録しておきたいと思います。


おもてにステッチが出ても違和感のないアイテムを仕立てるときは折伏せ縫いで縫い合わせることが
私は多いのですが、繊細な生地を扱うときや比較的フォーマルな服を仕立てるときなどは
ステッチをおもてに出すのは躊躇われますので、袋縫いにしたり、縫い代をバイアスで包んだりして
始末します。
袋縫いは習ったわけではなく、手持ちのアイテムを分解してみたり、お店で既製服を見て回ったりしながら
見様見真似で仕立て、その中で私の進め方として定着していった方法ですから、
一般的な方法とは異なるかもしれません。
専門書を見たことがないので分からないのですが、僅かでも参考になるようでしたら幸いです。


袋縫いは、縫い代の端から数mmのところを外表で縫い合わせたあと中表に返し、
本縫い線にて再度縫い合わせるというものです。
基本的には縫い代1cmで行っているのですが、目の粗いリネンですとか厚手の生地、
ダブルガーゼなどは1.5cmの縫い代を取るようにしております。
今回はすべて綿ボイルの縫製、縫い代1cmで行っております。

はじめに生地を外表にして縫い代の端を合わせ、3~4mm幅で縫います。
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下の写真は少し近付いて撮ったものです。
縫い代の端が少し解け、糸がぴょんぴょん出ている状態です。
このままで袋縫いをしますと、服のおもて側に糸端が飛び出てしまうことがありますので、
端をかるく切り揃えます。
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切り揃えたら、キセがかからないように注意しながらアイロンで縫い代を片側に倒します。
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このとき、私はいつも前身頃側に倒すようにしております(写真上側が前身頃)。
薄手の生地ですとどちらでも変わらないのですが、スケア程度を超えますと、
この縫い目の部分がおもて側に出て目立ち、それがあまり好きではないのです。
前身頃側に倒すようにすると、見えない部分に縫い目が隠れてくれるので、いつもこうしております。
縫い代を倒したら、裏に返します。
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これを中表になるように合わせ直して、縫い目に沿って折り、
さきほど片側に倒したときの折り目をたよりに、縫い目が後ろ身頃側に来るよう意識しながら
アイロンで整えていきます。
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上側の写真の、見えている面が前身頃にあたります。
下側の写真はぺらりとめくってみたところ。僅かですが、縫い目が向こう側=後ろ身頃側に寄っています。

このあと本縫い線を縫います。
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生地の厚みにもよりますが、今回のボイルですとか綿ローン、ブロード程度でしたら
端から5~6mmのところを縫っております。
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ちょうどよく透ける生地でしたので、光にかざしてみました。
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縫い代の端が内側に折り込まれております。

縫い代を後ろ身頃側にアイロンで倒して整えたあと、おもてに返してみました。
身頃の脇にはステッチが入らずすっきりとした仕上がりです。
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脇線や袖下線を袋縫いして、そのまま裾や袖口を三つ折りして縫いますと、
袋縫いの部分のみ厚みが増してゴロゴロして着心地が悪くなったり、
ミシンが進んでくれなかったりします。
無理にミシンを進めようとすると生地を傷めてしまうこともありますし、
袖口は擦れて傷みが早くなるほか、着心地もよくありません。
それを少しでも解消するため、袖口や裾を三つ折り縫いにするときは縫い代を削っております。
ちょっぴり手間は増えますが、仕上がりも綺麗ですし、断然縫い進めやすくなります(^m^)

まずアイロンで出来上がり線を折ります。
写真はワンピースの裾の部分ですが、袖口もやり方は同じです。
袋縫いを挟んで左が前身頃、右が後ろ身頃です。
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袋縫いの縫い代の山(縫い目の部分)を出来上がり線まで切ります。
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袋の中に鋏を入れ、ちょうど縫い代の山の両サイドを縫い目に沿うような感じで切ります。
すると、縫い代の端の部分がベロ~ンと出てきます。
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このベロ~ンと出た部分を切り取り、縫い代の前身頃側に
本縫い線ギリギリ(1mmくらい手前)まで切り込みを入れ、アイロンで割ります。
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このあと裾の縫い代を三つ折りになるようアイロンで整え、ミシンをかけます。
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こちらも光に透かしてみました。
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写真右側が前身頃、袋縫いを挟んで左側が後ろ身頃です。
僅かですが、前身頃側に倒した縫い代が透けて見えると思います。

薄手の生地ですとあまり影響はないのですが、生地が厚くなるほど違いが大きくなります。
裾はともかく袖口、特に長袖の場合、手首にあたるゴロゴロ感がなくなって快適です♪



きょうも最後までお付き合いをくださいまして、ありがとうございました。






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by mimi_bonheur | 2013-09-09 00:18 |  ├ 縫い進め方の記録