袖付け(袋縫い) vol.2

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ご訪問くださいまして、ありがとうございます。


 '15.11********

 当記事をご覧になっていただくにあたっては、
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 【こちらの記事】 も併せてお目通しただけると嬉しいです。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    記録当時と現在の進め方が異なるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない情報も含まれております。
    かい離が大きい記事については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
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前回の袖付けの記事、たくさんのメッセージやコメントをくださりありがとうございました。

「マールサシ」 につきまして、製図用品を置いている手芸店などでお取り扱いがあると思います。
1,000円くらい、だったと思います。
パターンを引く際、身頃の衿ぐりや袖ぐりを測ってから衿や袖のパターンをつくるのですが、
そのときには必ず使います。脇や袖下、け回しの長さのチェックもこれで。
端が細かいギザギザになっていて、滑らずに生地や紙を噛んでくれます。
曲線部を包むバイアスの長さを決める時にも使っております。
もうひとつ、「いせ込み」 につきまして、私は手縫いではなく粗めのピッチでミシンステッチを入れ、
下糸を引いて入れております。
袋縫いのためのいせ込みミシンを入れた場合は、外表で袖と身頃を縫い合わせたあとで糸を引き抜きます。

お問い合わせをくださいましたみなさま、ありがとうございます。



引き続き、袋縫いでの袖付けに付いて記録します (1回目の記録は 【こちら】 です)。


前回は、外表の状態で端から3~4mmのところを縫い合わせるところまで記録しました。
縫い合わせた直後は、生地端が解れて、糸がぴょんぴょん飛び出ております。
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このまま袋縫いをしますと、本縫いの縫い目の隙間から糸が飛び出し、後処理に手間がかかりますから、
縫い代の端を切り揃えます。
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飛び出た糸を生地端と一緒に1mm程度カットするようなイメージです。
縫い代が3mmくらい残るよう、少しずつ進めます。

端を切り揃えたら、アイロンで縫い代を落ち付かせます。
アイロン台の角などを使って身頃と袖の生地を綺麗に伸ばして置きます。
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袖布をかるく引っ張る感じでキセがかからないよう注意しながら、
袖側に向かってアイロンで縫い代を倒します。
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倒し終わったら、身頃と袖が中表になるよう返します。
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袋縫いの縫い目が角になるよう、アイロンで整えます。
アイロンを当てる前。
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アイロン後は縫い代が綺麗に整います。
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右袖、左袖とも、袖ぐり全体にアイロンを当てて、縫い代を整えます。
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アイロンのあと、中表の状態のまま本縫い線を縫います。
脇下の袖下点のところは、生地どうしが重なり合って分厚くなっています。
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このままですとミシンがうまく進んでくれませんので、ペンチで縫い代を潰します。
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当て布をして、ペンチで挟んで、「ふンぎゅーっっ (><)"」って。いつもしております。
ペンチは先が平らで力を入れやすければ何でもよいのです。私はこんなものを。
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昔、バドミントンのラケットのガット張りに使っていたペンチです。20年くらい前に買った年季モノ。
まさかこのペンチも、布押さえに使われるなんて思っていなかったでしょうね。
袖付け以外でも、縫い代が厚くなるところはペンチで押さえます。
カフスや台衿に釦ホールを開ける時や胸ダーツの入る服の脇を折り伏せ縫いする時、
紐やタブを取り付ける時など、先に潰しておくとミシンがスムーズに進みますので
縫い目が整い、結果的に仕上がりがよくなります。

で、縫い代を潰したあとで、脇と袖下の縫い目を合わせてピン留めします。
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端から5mmくらいのところを縫います。
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今回は綿ローンの縫製ですから、生地の折れ曲がりによるロスを1mm考慮しています。
(端から3~4mmのところで外表のミシン+ロス1mm+本縫いで5mm→縫い代1cm、の計算です)
生地の厚みや特性により、このあたりの尺の判断をしております。
袖下点より6~7cm手前から縫い始めます。力のかかる脇の下の部分を2重縫いするためです。
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写真下の方に写っているピンが袖下点です。
既製服では2重縫いしているものは見かけませんが、ハンドメイド服ですと時折見かけます。
初期は私もしていなかったのですが、ここ2年くらいは脇下のみ2重縫いするようにしております。
ぐるりと袖ぐりを縫って、縫い始めのところまで来ました。
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最初の縫い目の上に重ねるような感じで、そのまま袖下点を通過し、さらに6~7cmくらい縫います。
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袖付けが終わりました。
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おもてに返してみました。
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袖付け位置の縫い目からの糸の飛び出しも、今回はありませんでした。
はじめにピンを打っておいた袖下点も、綺麗に揃いました(^m^)
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縫い代の糸端をきちんと切り揃えても、織りの粗い生地や解れやすい生地などでは
本縫い後に糸が飛び出ることがございます。
こちらもお問い合わせをいただきました。ありがとうございます。
別アイテムですが、飛び出た例です。
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左端から中央にかけて見える直線が、肩の縫い合わせ位置、その右側が袖です。
ちょうど袖山箇所に、ぴょんと。
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こういうこともよくありますが、切り揃えないと全体にぴょんぴょん出てまいりますので、
やはり本縫い線で縫い合わせる前に切り揃えておいた方がいいと思います。

※'14.4.7 「飛び出た例」の画像2枚を、容量を下げたものに差し替えました。



きょうも最後までお付き合いをくださいまして、ありがとうございました。






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by mimi_bonheur | 2014-04-04 17:44 |  ├ 縫い進め方の記録