バイアスで、端処理。

a0181553_1910719.jpg

ご訪問ありがとうございます。


ロックミシンを使わない仕立てを続けておりますので、
縫い代の処理をどうするか、どんな服・生地でもネックになります。
この布で、できるかどうか。
このカーブで、できるかどうか。
服をつくり始めたころはそういうの、当たり前なのだけれども全然見当がつかなくて、
よく失敗もいたしました。
あまりに失敗をよくするものだから、しばらくバイアス、封印したこともあるくらい。
「もうーーーバイアス、嫌いっっ!!」 ってね。

けれども、そうばかりも言っていられませんし、事実、ロックミシンはないのですから
どうにかして克服しなくちゃはじまらない。
綺麗にできないことにイラッとしつつ、数えきれないくらいほどいて縫い直して。
そうして数をこなしていくうち、だんだんと自分の中で、ある程度の基準のようなものが
確立されてきたように思います。
この生地なら大丈夫。
このバイアスなら大丈夫。
このカーブなら。この幅なら。


ジャケットやコートを縫うときの、バイアスをつかった縫い代始末につきまして、
これまでたくさんのメッセージやお問い合わせを頂戴してまいりましたので、
何回かにわけて記録させていただきたいと思います。


 **********

 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

 ********** 



当記事を含むパイピング(バインディング)処理に関する記事の写真は、
以前ご紹介した こちらのジャケット の製作過程で撮ったものです。
生地は中厚地程度の、目の詰まったハリのあるヘリンボン織の綿です。
縫い代は袖ぐり・衿ぐり・前端は1cm、肩・脇・袖下は1.5cm、バイアス幅は15~16mm(両折)です。


バイアスでジャケット1着の端処理をすべて行う場合、最低でも6mくらいは必要です。
ナンシーちゃんでだいたい7mちょっと。
コートになると8mを超えますし、プリンセスライン切替になると10mくらい。
縫い代を片倒しにするか、とか、バイアスの継ぎ目を使うか使わないか、など
縫製の仕方の判断によっても変わってまいります。

バイアステープは、自分で綿のローン地などであらかじめつくっておくこともあるのだけれども、
たいていの場合は市販のバイアス(アサヒ、コスモ、キャプテン)を利用します。
よく見かける2.75m入りの、あれです。
あれを、ナンシーちゃんで2パック半くらい。
素材はテトロンが多いのですけれども、綿やデシンなど他の素材を使うこともございます。
幅はたいてい12mm~12.7mm。
生地の厚みなどにより、15mmや18mmを使うこともございます。

今回は水玉柄の両折15mmを使います。
幅はやはり、広い方が進めやすい♪
はじめに使う分すべて、アイロンで半分に折っておきます。
a0181553_19483978.jpg

片方の端が1mm程度長くなるようにね。
a0181553_19555411.jpg

同幅がNG、というわけではないのですが、挟んだときに裏側になる方のバイアスが長い方が、
パンクしづらかったり縫いやすかったりします。
アイロンで半分に折ったバイアスは、使いやすいように厚紙などに巻いておきます。
a0181553_2003238.jpg

少なくない? ってね、ハイ、スミマセンorz
はじめに撮るの忘れてしまって、だいぶつかってから気付いて撮ったものだから。
ナンシーちゃんのときは、この厚紙が見えなくなるくらいつくっておきます。
今回は7.5mくらい準備しました。

このバイアス。
はじめから半分に折ってあるバイアス(ダブルフォールド)も販売されています。
両折に較べると少しお高めですけれども、綺麗に折ってあって、つかいやすい。
私も当初はダブルフォールドタイプを愛用しておりましたが、
色や素材の選択幅が極端に狭くなってしまうこともあり、両折を半分に折る方法に切り替えました。
初めてバインディング始末にチャレンジされる場合は、
ダブルフォールドの方が扱いやすいかもしれません。


次回はバインディングに進みたいと思います。


きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



          にほんブログ村 ハンドメイドブログ 洋服(洋裁)へ
          にほんブログ村
[PR]
by mimi_bonheur | 2016-02-02 20:27 |  ├ 縫い進め方の記録