バイアスで端処理、その5。



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ご訪問ありがとうございます。


きのうは少し遠くまで所用でドライブ。
BGMはクレモンティーヌの "アニメンティーヌ~Bossa Du Anime~" でした。
車に積んだままにしているので、写真、撮り忘れちゃったのだけれども、'10発売の、初代のアルバムです。
あの老若男女問わず誰もが知っている、いや、口ずさむことができるであろうアニソンが、
こんなにオシャレなボサノヴァになっちゃうなんて~!!! って感じのね、1枚なのですよ。
ワタクシ、若かりし頃、何度もイタい目に遭っておりますので、
超安全運転(というか、同乗者をイラッとさせてしまうようなのんびり運転)なのですけれども、
それでも強引な割り込みとかされると、ちょっぴり 「ムッ」 とすることも、あるわけです。
そんなときでもね、「バ~カボンボン♪」 なんて流れると
「あ、いけないいけない。私が待てばいいだけじゃん」 って、スッと冷静になれちゃう。
ローソンにレターパック置いてなくて 「え~なんで~!?」 って軽く焦ったり、
郵便局前の道が異様に狭いうえ駐車スペースがなかったり、
けっこういろいろあったのだけれども、
アニメンティーヌとお喋りと美味しいお菓子たちに充分すぎるくらい癒された1日でした♪


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しばらくお休みしていたバイアスのお話の続きです。

少し前から、バイアスを用いた端処理について記録させていただいております。
今回は、袖つけ箇所の端処理の続きを記録したいと思います。


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 ご覧になっていただくにあたって、
 以下のお願いをご理解いただき、お守りくださいますようお願いいたします。
 【こちらの記事】 も併せてお目通しください。

  ・私個人の縫製に関する記録であり、正しい方法として記したものではないことを
   ご理解ください。
 
    日々、ミシンを踏んでおりますので、
    経験を積むごとに自らの持つ技術も変わってまいります。
    本記事記録時点と、今後の進め方が変わってくるケースもございます。
    また、正しい情報・進め方か否かという確認をしていない事柄も含んでおります。
    かい離が大きい内容については、情報を追加・修正・削除することもございますが、
    それらをしていないこともございます。ご了承くださいますようお願いいたします。

  ・個人の方がインターネット環境で閲覧し、参考にするレベルを超えてのご利用は
   ご遠慮ください。
 
    プリントアウトして第三者に配布する、ホームページ等に断りなくリンクを貼る、
    画像を含む記事の一部を無断転載するなど、なさらないようお願いいたします。

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

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当記事を含むパイピング(バインディング)処理に関する記事の写真は、
以前ご紹介した こちらのジャケット の製作過程で撮ったものです。
生地は中厚地程度の、目の詰まったハリのあるヘリンボン織の綿です。
縫い代は袖ぐり・衿ぐり・前端は1cm、肩・脇・袖下は1.5cm、袖口は11cm、裾は4cm、
バイアス幅は15~16mm(両折)です。

【バイアステープを用いる端処理】
1回目:バイアスの準備とかのこと
2回目:パイピング(バインディング)の基本的な進め方
3回目:各所バインディグしたバイアス端の残し方・控え方
4回目:袖つけ箇所のバインディング1
バイアステープについての追記が こちら に少し。
見返しに関する記録が こちら に少し。
袖つけとステッチガイドに関する記録は こちら に。 



前回、袖ぐりの縫い代にバイアスの片方の端を縫い付ける ところまで記録いたしました。
このあと、バイアスのもう片方の端をおもて側に返してステッチで押さえるわけですが、
その 「バイアスの折り返し」 が無理なく均一にできるよう、縫い代を適当な幅にカットしていきます。

「適当な幅」 というのは、バイアスをおもて側に返したときに、
 ・最初にバイアスを縫い付けたステッチが見えないこと
 ・袖つけの本縫い線とバイアス端までの距離がほぼ一定に整うこと
のいずれをもクリアする幅、ということです。

これは扱う生地の厚みとバイアスの幅によって変わってまいりますので、一概に 「○mm」 と言えないのですけれども
今回は 「最初にバイアスを縫い付けたステッチ」 と 「縫い代端」 の間をいったん4mm程度に揃えました。
袖下と脇、肩の縫い合わせ箇所は、それぞれの縫い代を既にバインディングした箇所の端っこが重なる分、
厚みが増しますので、
最初にバイアスを縫い付けたステッチ位置から縫い代端までのバイアス部分を斜めにカットしておきます。

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こんな感じ。同様の箇所すべてに対して行います。
これで、厚みがだいぶ軽減されて、バイアスを均一にひっくり返しやすくなります。

ここまでできたら、バイアスをおもて側にひっくり返してみます。

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最初にバイアスを縫い付けたステッチが隠れ、かつ袖つけの本縫い線とバイアス端との距離がほぼ一定に整えばOK。
整わない場合は、当該箇所の縫い代を0.5mm~1mmずつカットしてはひっくり返して確認。
この作業を、袖ぐり1周すべて繰り返します。
で、上の写真に写っているような 「既にバインディングされている箇所」 は
生地が重なり合ってかなり厚みが増しておりますので、
ミシンを進めやすくするために、ペンチで潰しておきます。

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こんな感じで、当て布をしてペンチで挟んで、フンギュ~ッッ! ってね。
私がよく 「ペンチで潰す」 と言っているのは、この作業のことです。
袋縫いや折伏せ縫いで、縫い代が重なり合っている箇所を縫うときも必ず潰します。
ペンチは、表面が平らでしっかり握ることができれば、なんでもいいのです。
私はいつもこちらを。

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バドミントンのね、ガット張りに使っていたペンチです。
20年くらい前、へたっぴながら何年かバドをしておりましてね。
同回の女の子が張り方を教えてくれたのですよ。
合宿の時だったのかなぁ~ ・・・よく憶えていないのだけれども、一緒に張りながら、丁寧にね。
なんだかね、こんな超ミラクルスーパーペーペーな自分に、
面倒な顔一つせず、バドを1から丁寧に教えてくれる彼女をはじめ同回や先輩、みんなの優しさが嬉しかったな。
簡易型のガット張り機? っていうのかしら。
フレームを固定して、テンションのコントロールだけ手で加減して張るような、なんかそんな器具もあったのだけれども、
ワタクシ、どうも要領を得なくてね。同回や先輩方が張ってくれることもございました。

暫くのち、お世話になっていたスポーツ店の店主さんがガット張り機の操作を教えてくれて、
「自分で張るならガット代だけでいいよ~」 なんて、涙がちょちょぎれそうな優しいご配慮をくださって、
その後は機械を使うことが増えたのだけれども、それでもたまに、自分で手張りしておりました。
いやまさかね。そのペンチがね。
服づくりの道具になっているなんてね。ペンチもびっくりでしょう。


で、ペンチで潰して前準備が整いましたら、ミシンで最後のステッチを入れていきます。
ちょっぴり面倒に感じるかもしれませんが、前準備をきちんとしておくと、この後のステッチがとっても楽なのです♪

袖ぐりに縫い合わせてあるバイアスをおもて側に返して、ミシンの押さえの下に持って行って
針を落とします。

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バイアス端からおよそ1mm~2mmくらいの位置に。

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この距離感をキープしつつ、ゆっくり針を進めていきます。
バイアス端と針の落ちる位置関係と同時に、袖つけの本縫い線とバイアス端との間隔も、
一定に保つよう意識しながらね。

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厚みのある箇所もございますので、ほんと、一針ずつ進めていく感じです。
この部分が出来上がればあとは釦ホールだけなので、神経は使うけれど、けっこうウキウキ感はMAXだったりします。

完成です。

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袖下点・後ろ身頃側はこんな感じで継ぎ目が入ります。

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私はいつも、この 「継ぎ目」 を後ろ身頃側にずらしているのだけれども、
厚みが集中するのを回避する目的もありますが、一番は単に 「縫いやすい」 から、です。
縫いやすければ、結果的に綺麗に仕上げやすいように思うから。
厚みの抵抗とか、縫いやすさとかが気にならなければ、継ぎ目を袖下点に集中させてもOKです。


きょうはここまでにさせていただきます。
次回、バインディングするタイミングについて少しだけ追記したいと思います。



きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。





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by mimi_bonheur | 2016-02-28 00:48 |  ├ 縫い進め方の記録