2016年 06月 30日
木の実のタルトとミニガレット。

ご訪問ありがとうございます。
美味しいスイーツをさらりとつくれる女性に憧れます。
私はお菓子づくり、どちらかというと苦手だから。
北国にいた頃はそれでも、マーマレードジャムをつくったり簡単なケーキを焼いたりしていたのだけれども。
自宅から程近いところに、美味しいフランス菓子を提供してくださるお気に入りのカフェがございましてね。
よく、コーヒーをいただきに行くのですけれども、お菓子づくりのお教室もしていらっしゃるのです。
以前から気にはなっていたものの、
如何せんお菓子づくりの経験は皆無に等しいから 「私には敷居が高すぎる」 とスルーし続けていて。
それがね、1か月くらい前かしら、レッスンのご案内を拝読したら、
お菓子の中でも好きな部類のタルトやガレット、しかも木の実たっぷり。
え~いいなぁ~ そのうえ 「初心者でも大丈夫ですよ~♪」 だって。
もうね、心、大揺れ。
「美味しいお菓子をつくれる女性になれるかも・・・」 ってね、頭の中、キラキラ。
一抹の不安も他所に申し込んじゃった(笑)
で、参加してまいりました。


こちらは先生がデモンストレーションで最初に焼いてくださったもの。
サブレ生地の上にヘーゼルナッツのクリームを絞って、その上に木の実をたっぷりのせて焼きます。
ヘーゼルナッツの香ばしい風味や、ほろほろさっくりとした食感に、変化に富んだ木の実たちの豊かなアクセントが加わって、
素朴で甘さも控えめの、とっても品の良いお味なのです。
本当に私にもこんな風に焼けるのかしら。ワクワク。
なんて思っていたのも束の間、生地は割れてきちゃうし、クリームは足りなくなるし。
私以外の生徒さんは何度もレッスンを経験していらっしゃる方々で、段取りもとってもスマートだし。
もうね、久方ぶりに 「お喋りする余裕がまったくない」 時間を過ごしましたよ(笑)
こんなにテンパるの、いつ以来だろう? みたいなね。
でも、先生や先輩方にフォローしていただきつつ、なんとか無事に焼きあがりました(*´艸`*)

少々木の実の配置のバランスが悪いけど。
食感も、先生が焼かれたものとは微妙に違う気がするけれど。
処女作だもん、気にしません♪
お菓子がつくれるのって、嬉しいものですね。
これからも、ときどきレッスン参加してみようかな・・・
そんな風に思えた1日でした。
きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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2016年 06月 28日
ワイドパンツ gray

ご訪問ありがとうございます。
グレーのタイプライターワッシャーでも、ワイドパンツを。
少し前に オレンジ でもつくりましたが、今回の生地はタイプライターの中でも薄手の、ワシャ感が少し強めの生地。
加工もこちらの方が強く、生地そのものが軽く、乾きも早いです。

コーマビンテージワッシャー・チャコールグレーでもこのパンツをつくったことがございます。
お色目は若干コーマビンテージワッシャーの方が深いかな。
質感は大きく異なります。
肉厚で、ワシャ感はあるのだけれども、見た目には 「ほくほくした感じ」 といった方がいいかもしれない。
今回もそちらにしようかどうか迷ったのだけれども、
仕上がりが軽い(見た目にも物理的にも)分、盛夏向きなのかな・・・と思いましてね。
ちなみに、コーマビンテージワッシャー・チャコールグレー仕立ての同パンツは こちら です。
もちろん盛夏だってオッケーなんだけど、見た目の質感がやや重厚で、晩秋~初冬まで履けちゃいそうな安定感がございます。
・・・って、すみません、こんなところで布談義(笑)
フロントスタイルです。

片足の裾周りが1m近くあるワイドなパンツですが、
腰回りのタック処理により、そのことを感じさせないくらいすっきりとお召しになっていただけます。
タックは途中まで中縫いをしており、おもて側からステッチで押さえております。
このステッチも、さりげないポイントに。
ウエストは総ゴム仕様です。

両サイドにフォワードセットポケットを付けました。

バックスタイルです。

フロント側同様、腰回りに中縫いタックが入ります。
ポケットなしヴァージョンも、つくりました(*´艸`*)

利便性やお好みという視点で捉えたとき、どちらが良いかということは一概に言えないのですけれども、
ポケットのない方が、脇のシルエットはすっきりといたします。
どうしてもポケット布の分、多少なりとも膨らんだり、モノを入れるとシルエットが変わったりしますしね。
・・・とはいえ、タイプライター仕立てに関しては、見た目でのさほど大きな違いというのはわかりづらいです。
脇の縫製があるかないか、というくらいでしょうか。

ポケットがない(=脇の縫製がない)以外は、すべて前述のパンツと同じです。
縫製につきまして、すべての縫い合わせを折伏せ縫いで行いました。
裾は三つ折り縫いです。
ポケット付きのパンツの、ポケット縫い代は、袋縫いで端処理いたしました。
いずれもゴム通し口を開けておりますので、お好みの長さに調整可能です。
spec(平置き/2本とも共通)
総丈85cm、ウエスト66cm(~最大100cm)、股下60cm
material
綿100%(タイプライターワッシャー)
2本とも 先日のイベント にお持ちし、お気に召していただけた方々のもとへ旅立ちました。
ワシャワシャ、さらりとした感触が、これからの季節に大変心地よいと思います。
たくさんお楽しみいただけましたら幸いです。
お求めくださったお客さま、ありがとうございました。
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わりと不定期になりがちな、私の記事更新。
あたらしい記事をタイムリーにお知らせできればと思い、地味にツイッターを利用してみたり・・・。
こちら です。
INFORMATION欄にもアイコン設けています。
少し前から試験的に続けてみた限りでは、うん、たぶん大丈夫だと思う。
とはいえツイッター歴は浅く、しかもフォロー専用だったから、かなり疎いです。
もしかすると 「あれ?」 ってこともあるかもしれないのだけれども、そのときは・・・スミマセンorz
よろしくお願いいたします。
きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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2016年 06月 26日
ありがとうございました。

ご訪問ありがとうございます。
朝からよいお天気だった、きょう。
アイテムえひめの手づくり市、無事終了いたしました。
今回も、たくさんの方にご興味をお持ちいただき、キラキラな時間を過ごすことができました。
暑い中ご来場いただき、私のブースにいらしてくださいましたみなさまに、
心より感謝申し上げます。
お土産やプレゼントをお持ちくださったみなさま、とても嬉しかったです。
ありがとうございます。

今回も出店の機会をくださいました「アイテム手づくり市実行委員会」のみなさま、
開催に向けてご尽力いただき、細やかなご配慮をくださり、円滑に運営してくださり
本当に感謝いたしております。
おかげさまで、とても素敵な時間を過ごすことができました。
この場にて恐縮ですが、心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
きょうは、こんな格好でみなさまをお待ちしておりました(*´艸`*)

だいぶ前につくった Vネックワンピース です♪
このOPも、毎年けっこうな頻度で着ております。
楽で涼しい、けれどもカッティングとドレープのお陰ですっきり見えちゃう♪
肩にスリットが入っておりますので、カーディガンを上に羽織っても肩回りがもたつかないのです。
お洗濯もかなりしておりますが、生地の質が低下するということもなく、お色が褪せることもなく。
リバティは 「お気に入りを長く楽しみたい」 という願いに忠実に、
理想的なカタチで応えてくれる生地だなぁと感じる瞬間でございます。
今夏はね、ヨシエかアーカイブ・ライラックで、このOPをつくりたいな、と思っているのですよ。
ご依頼品用の生地のご提案後、残ったら、ね(笑) やっぱりご依頼のお洋服が優先ですからね♪
きょうは本当にありがとうございました。
さて、あすからまた、笑顔でおはりごとを楽しもう。
きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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2016年 06月 25日
ローウエストワンピ・スリーブレス frill/sand beige

ご訪問ありがとうございます。
以前 ローウエストワンピース+フリルver. をお仕立てして、可愛らしかったものだから、
お袖のない夏ヴァージョンで、ゆるーいフリルを付けたものをつくってみたいな、と思っていたのです。
カーデなどを羽織ったとき、胸元にゆるフリたっぷり、って、なんだか可愛いんじゃないかと思って。

お袖付き・後ろ釦なしヴァージョンは こちら。モデル:私で恐縮ですが着用もございます。
このデザインでつくろう! って思ったとき、既にイメージは 「朝の清々しいビーチをのんびりお散歩♪」(笑)
朝って難しい格好したくないでしょ? あれ、私だけかしら?
さらりとシンプルに纏って潮の香りと風を全身で感じられたら、その日1日がとってもキラキラしそうな気がする。
朝日を受けて溢れんばかりに輝く水面のきらめきのようにね。
なので、生地は自ずと 「サンドベージュ」 になりました。

柔らかく肌触り抜群のピュアリネンワッシャー。
亜麻色とも生成とも少し違う、僅かに黄みを帯びた薄いベージュ、といった感じのお色目です。
濃い生成という方が伝わりやすいかもしれません。
ふっくらとした質感の、比較的ハリの弱い生地です。
フロントスタイル。
衿ぐりは少し広めです。
一番長いフリルの下端はウエスト位置くらい。
両サイドに向かって少しずつ短いフリルになっております。

胸元のフリルはバイアス取りの裁ち切りです。

袖ぐりのあきは少し広めです。
インにTシャツや長袖を重ね着しても大丈夫なくらい。

ウエストより低い位置に、上身頃との切替がございます。
下スカートにはギャザーを寄せております。

バックスタイルです。

さほど「薄手」ということはないのですが、淡色なので1枚ですと透けが気になると思います。
インナーにキャミワンピをお召しになるか、もしくはデニムなどと合わせてお楽しみいただけましたら幸いです。
イベント にお持ちします。
縫製につきまして、肩の縫い合わせは折伏せ縫い、脇(上身頃・下スカートとも)の縫い合わせは袋縫いで行っております。
衿ぐり・袖ぐりおよび上身頃&下スカート縫い合わせ部分の縫い代は共布のバイアスで包みました。
裾は三つ折り縫いです。
spec(平置き)
着丈103.5cm、胸囲96cm、肩幅38cm
material
麻100%(ピュアリネンワッシャー)
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いよいよあすとなりました。
【第22回 アイテム手づくり市】
日時:平成28年6月26日(日)10時~15時
場所:アイテムえひめ(愛媛国際貿易センター)小展示場
松山市大可賀2丁目1番28号 Tel:089(953)0130
交通アクセスは こちら
詳細・お問い合わせは こちら
イベント参加当選のお知らせから1か月。
1か月でお仕立てできる着数は限りがあるし、ご依頼のお品との並行だから、数は多くありません。
いつものペースで、適宜息抜きもしつつ、楽しい時間も過ごしつつ、
笑顔でゆっくり縫い縫いするのが私の性分にはあっているし、それが私のおはりごとだと思ったから、
急いだり、量産したり、しませんでした。
妥協なく、楽しく仕立てたお洋服を並べたかったから。
少なくてごめんなさい。
でも、今回のお洋服は、新作もご紹介できなかったものも含め、私の 「好き」 がいっぱい詰まっています。
少数精鋭・コンパクトなブースです。
お時間が許しましたら是非、足をお運びいただけましたら嬉しいです。
きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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2016年 06月 24日
ボックスブラウス Summer/blue

ご訪問ありがとうございます。
白地にネイビー&ブルーの立体的なつぶつぶが可愛らしいカットボイルで、
ちょこっとパフな袖口をリボン結びする半袖ブラウスをつくりました。
ボックスブラウス の夏ヴァージョンです。
身頃のボックスライクなラインはそのままに、丈を少し短めに。
裾のラインを少しラウンドさせてみました。

遠目だと小さなドット。
近付いても、・・・まぁドットなのだけれども、カットされた糸端がモショモショって。

カットボイルってカワイイ。薄手の柔らかいコットンです。
フロントスタイルです。
少し広めの衿ぐりのラインが綺麗。

お顔回りをすっきりと見せてくれます。
裾はほんのりラウンドさせました。

お袖。

半袖の中では、少し長めなのかしら?
私が着用して、肘の内側にあたるくらいです。
袖口には軽くギャザーを寄せております。
あき+リボンのスタイル。蝶々結びがかわいい。

バックスタイルです。
フロント側よりも、少し裾を長くしております。

少し前にご紹介した プチサル と合わせてみました(*´艸`*)

ヨシコはパンツがあまり好きではない(というか、うまく履けない)ので、
裾が切れちゃってて恐縮ですが・・・
パンツ系との相性、とても良いと思います♪
薄手のボイル地仕立てなので、通気性もよく軽い。
暑い季節も快適にお召しになっていただけるのでは・・・と思います。
このブラウスは イベント にお持ちする予定です。
縫製につきまして、肩の縫い合わせは折伏せ縫い、脇・袖下・袖付けの縫い合わせは袋縫いで行っております。
衿ぐりは見返し処理、袖口あき部分は共布によるバインダー始末、裾は三つ折り縫いです。
spec(平置き)
着丈55cm、胸囲97cm、肩幅37cm、袖丈27cm
material
綿100%(カットボイル)
きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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2016年 06月 23日
アメリワンピース Melissa/green navy

夏のあたらしいワンピース、ふたつめは、ちっちゃなフレンチスリーブです♪
ご訪問ありがとうございます。
夏はカーディガンを羽織ることが多いので、
スリーブレスに限りなく近く、でもちょこっと肩先を覆ってくれるような、
そんなちっちゃなフレンチスリーブのワンピースがいいなって。
ほら、やっぱり暑いときって、カーデを脱ぐこともあるでしょ?
肩がもろに見えちゃうと気まずいようなシチュエーションだって、あるわけで。
肩先が隠れるだけでも、なんか安心だったりする。
日焼けもしないしね。肩先の日焼けってほんと痛いんだもん(笑)

ウエストにゴムを通して少しシェイプさせたスタイルのワンピースです。
ストレスのない着心地はある程度確保しつつ、ちょっぴりキレイ目に見せてくれて、
日常着としてはもちろん、花火見物や夜市を楽しんだり。
親しいお友達とのランチなどにも対応できるといいな。
そんな雰囲気にしたかったのです。
こちらも着丈は少し長め。
総合的に締め付けや圧迫のない楽な着用感ではありますが、あまりゆとりを多くは設けず、
ゴムを通したシルエットがパフッと膨らまない程度にしてみました。
ウエスト位置のベルト切替は、試作サンプルまでは共布にしておりましたが、今回は別布にしております。
今回の生地は、メリッサ。
ちょうどこのOPの仮パターン作成が終わったころに、この生地が発売されましてね。
あーもぅ絶対これ! これで行こ! って先に生地買っちゃった。用尺の判断もままならないのにね。

柔らかく素朴な表情が素敵な、綿麻のプリントです。
けっこうインパクトのあるグリーンのサークル柄が目を引きます。
グリーンとネイビーのコントラストって好きなのです。
アズーロ・エ・マローネよりも好きかもしれない。

お首のあきはほんのちょっぴり広めのラウンドタイプです。
肩のカタチに沿うようなお袖が3cmくらい付いております。

ウエスト位置に下スカートとの切替がございます。
ベルト布で少し引き締めを。紺の麻をつかってみました。
緩めにゴムを通しております。

下スカートには大きめのタックが入っております。
横に広がらない、ストンと下に落ちるようなシルエットでありつつ、動くとひらりふわり裾が揺れます。
バックスタイルです。

衿ぐり中心にループ留めのあきがございます。
釦を外さなくても頭が通る程度の衿ぐり寸を確保しておりますが、
ヘアスタイルが乱れちゃったり、お化粧が崩れちゃったりしても困りますしね。

グリーンのラメがキラリと光る釦を、1粒(*´艸`*)

キラキラしているものを写真に撮るのって、難しい。
釦だけで何枚撮ったんだ? あとで見返してみると釦だらけで、思わず失笑してしまいました。
このワンピースは イベント にお持ちする予定です。
終了後、本格リリースとなります。
サイズは9~11号程度です。
もうひとまわり小さいサイズの製作も考えておりますが、当面1サイズ(FREE)といたします。
縫製につきまして、肩、脇(上身頃、下スカートとも)の縫い合わせは折伏せ縫いで行っております。
衿ぐりは見返し処理、袖ぐりは共布バイアスによるバインダー始末、
裾は三つ折り縫いです。
ウエストゴムの通し口を裏側にあけておりますので、お好みのフィット感に調整可能です。
spec(平置き)
着丈108cm、胸囲99cm、裄丈22.5cm、ウエスト80cm(~最大94cm程度)
materials
麻55%、綿45%(綿麻エンジェルソフト)
別布:麻
きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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2016年 06月 21日
ドゥーブルワンピース navy

夏の新作ワンピ、完成しました♪
ご訪問ありがとうございます。
春先ごろから、夏のあたらしいお洋服をいくつか考え始めていたのだけれども、
なんだかバタバタなうちに桜の季節も終わっちゃって、ありゃりゃという間に、夏、到来。
このままじゃいけない。夏が終わっちゃう。去年の二の舞じゃないの。
そんなわけでね、どうしても、イベント に間に合わせたかったのです。

世の中ゆるふわ・さらふわブームで、うんうんいいねぇ可愛いし♪ って思うのだけれども、
「自分で着る」という観点で夏服を考えると、ちょっと違うかなぁ・・・って。
年相応の落ち着き感というか、きちんと感というか、普遍性というか、そういう要素が強く出ている服の方が、
結局は長く着ているし、今年もそういうものをおもに着たいなという気分になっている。
少し地味でチャレンジ精神に欠けているのかもしれないけれど、
好きで続けている服づくり。好きなものをつくろうじゃないか、とね(笑)

上身頃・前中心の釦あき部分が少し変わったデザインの、ノースリーブのワンピースです。
丈は脹脛が隠れる程度に設定してみました。
お首のあき具合は普通程度、脇のあき具合も普通ですが、最近の夏服のような広さはないかな? という感じです。
いずれも共布の細いバイアスで包んでおります。

前中心のあき部分は2重になっています。
一般的な比翼とは少し違うのだけれども、一見するとそんな感じ。
前端でおもて側に折り返してみただけなのだけれども、少し雰囲気が出るでしょ?

衿ぐり部分はバイアスで包まれた状態です。

衿元の釦をひとつ外すと、少し雰囲気がでて好きな感じ♪

釦は白のシェルにしました。
第1釦を外した時に、白のシェルがきらりとする方がいいなと思ったのでね。
ウエスト位置に切替がございます。
切替下のスカートには、プリーツ様タックを入れました。

バックスタイルです。

ベルト部分は比較的ゆったり取っておりますため、下から履くようにしてお召しになることも可能です。
今回使用した生地。

オーガニックコットンが含まれているコットンワッシャーです。
さらりとした綿麻のような肌触りで、ワッシャーをかけたタイプライターっぽい面持ちが少しございます。
針の通りも、比較的薄手のタイプライターに似た、ポプリンを3~4枚重ねたときくらいの感じでした。
私のPC上では上の写真の光が当たっている明るい部分が実物に一番近いかな。
紺の中では明るめです。
このワンピースは イベント にお持ちする予定です。
終了後、本格リリースとなります。
サイズは11号程度です。後日9号相当の製作も考えております。
当面2サイズ展開といたします。
縫製につきまして、すべての縫い合わせを折伏せ縫いで行っております。
裾は三つ折り縫いです。
spec(平置き)
着丈109cm、胸囲100cm、肩幅36.5cm、ウエスト97cm
materials
綿100%(うちオーガニックコットン33%)
釦:シェル
きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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2016年 06月 19日
夕涼みワンピース LIBERTY/Sleeping Rose

私の、夏の定番ワンピなのです(*´艸`*)
ご訪問ありがとうございます。
夏はワンピースが楽でいいなと感じます。
1枚でコーディネート完了するので、あれこれ考える必要もないし、
ちょこっとそこまで外出とか、ご近所さんや宅配の方がお見えになったときにも恥ずかしくないし、
お洗濯だって1着分で済んじゃうし♪
特にリバティ仕立てのこのOPはアイロンなしで着られちゃうから、本当に重宝するしお勧めできる。
なのでね。
イベント にもお持ちすることにしたのです。

クラシカルな雰囲気が漂うオトナなワンピースです。
ほどよいきちんと感を保ちつつも、着ていて楽で動きやすいし、何より涼しいので、
何着持っていてもいいなと思うくらい。
私も自分用に3着持っていて、盛夏はヘビロテ。今夏は新しいものを1着仕立てたいな。
生地違いですが こちら にボディ着用がございます。
今回は、リバティ・Sleeping Roseで仕立てました。
もともとは2010/AW柄で、ミナ・ペルホネンの皆川さんがデザインされたものなのだけれども、
今でも不動の人気柄のひとつ。
単調ではない絶妙なバランスや緻密なタッチ、繊細な色付けに加え、遠目での柄の見え方のバランスも秀逸です。

少し変形した格子柄、みたいな感じ。優しく淡い、黄色の薔薇柄です。
ノースリーブ・開衿タイプのワンピースです。
ダーツ処理が入っており、すっきりとお召しになっていただけます。

あきは比較的深めですが、開衿タイプのきちんとした形状に加え、
お首両サイドに衿がフィットするくらいのバランスなので、だらしない雰囲気になりません。

袖ぐりはやや広めです。
カーディガンと合わせて着るのにちょうどよいし、1枚で着ても涼しくて◎。

とても優しく柔らかな雰囲気に仕上がりましたので、釦はパール系の輝きを加えてみることに。

シルバーの縁取りがされた、可愛らしい釦です。
ウエスト位置に切替があり、ギャザーの入ったスカートが付いております。
ちょっぴり長め、脹脛が隠れるくらいです。

バックスタイルです。

ウエスト位置にゴムが通っておりますのでほどよくシェイプ♪
すっきり見せてくれます。
肩回りにヨーク切替がございます。

細かい総柄なので、ダイレクトに透けるという感じではございませんが、
薄地・淡色ですので、ペチコートなどの併用をお勧めいたします。
このワンピースは イベント にお持ちする予定です。
縫製につきまして、上前後身頃とヨーク、脇(上身頃・下スカートとも)の縫い合わせは折伏せ縫い、
裾は三つ折り縫いで行っております。
袖ぐりは共布バイアスによるバインダー始末です。
前身頃見返し端、上下身頃縫い合わせ箇所の縫い代端(前側のみ)はアイボリー系綿ローン無地のバイアスで包みました。
spec(平置き)
着丈112.5cm、胸囲100cm、肩幅37cm
materials
綿100%(リバティタナローン)
バイアス(一部):綿(コーマローン)
きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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2016年 06月 18日
ワイドパンツ orange

ご訪問ありがとうございます。
大好きなコーマビンテージワッシャーのオレンジで、ワイドパンツ。
以前にも同色で仕立てました が、やっぱりこのお色×このパンツの相性が好きなのです。
コーマ糸が使われたタイプライターに、ワッシャー加工が施されております。
タイプライター自体はさまざまなお店でお取り扱いがございますが、
扱った中ではこのタイプライターが一番、仕上がりが美しいと感じます。
ワッシャーの具合がナチュラルで、天日干ししたかのようなほくほくとした雰囲気が洗いざらしの状態で再現できる。
コーマ糸が使われているからなのでしょうか、表面の滑らかさも秀逸ですし、チープな印象がしないのですね。
生地そのものも比較的肉を感じます。
目の詰まった生地なので、薄いほど扱いやすいというのは確かで、タイプライターの中でも比較的薄地のものは
普通地と変わらずすいすい縫えるものもございます。
コーマビンテージワッシャーは、縫うのはけっこう気を遣う生地ですが、
(縫製の都合上、厚みの差に関連する糸テンションなどの調整をわりと頻繁に行う必要があるという点で)
仕上がりを想像すると、やっぱりこの生地を扱いたくなるのです。特にボトムス系はね。

中でもやっぱり、オレンジが好き。
鮮やかなインパクト大のお色目です。
初めて生地だけ見たときは 「いい色! ・・・なんだけどちと鮮やかすぎるかも・・・」 と一抹の不安すら過ったくらい(笑)
でもね、仕立ててみるとあらびっくり。こなれた感じの風合いと絶妙に相まって、お洒落さんっぽいじゃない(*´艸`*)

ウエスト総ゴム仕様の裾幅ワイドなパンツです。
片足の裾周りが1m近くある、けっこうなワイドさですが、
ウエスト周りのタック処理により、そのことを感じさせないほどすっきりとお召しになっていただけます。
素材違いで恐縮ですが こちら に着用を載せております。
ウエスト総ゴム仕様です。
前後に4本ずつ、計8本のタックが入っております。

腰回りのタックは中縫いをし、その上からステッチを入れております。

両脇にポケットを付けました。

まだ6月だけど・・・ はやく始まらないかなーーー NFL!!!(笑)
バックスタイルです。

フロント側同様、腰回り中縫いタック処理が入ります。
白や黒、ネイビーのシンプルトップスとの相性がとても良いオレンジパンツ。
履くだけで1日ハッピーになっちゃいそうなビタミンカラーで、暑い日々も楽しく笑顔でお過ごしいただけましたら嬉しいです♪
このパンツは イベント にお持ちする予定です。
縫製につきまして、脇、股下、股上の縫い合わせは折伏せ縫い、ポケット布は袋縫い、裾は三つ折り縫いで行っております。
spec(平置き)
総丈85cm、ウエスト66cm(~最大およそ100cm)、股下66cm
material
綿100%(コーマビンテージワッシャー)
きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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2016年 06月 16日
ノースリーブワンピース Crossroads

ご訪問ありがとうございます。
modaのシーチングプリントが好きです。
しっかりとした織りの綺麗な生地で、比較的皺になりづらくメンテナンスが楽だというのもあるのだけれども、
プリントが美しい。
グランドカラーの陰影が、古いヨーロッパのおうちのクロスのよう。
ぺたっとした印象がなく、奥深く、アンティークな雰囲気もありましてね。
こういう濃淡や陰影の豊かな生地って日本製ではあまり見ない気がするのです。

グレイッシュなブルー系のグランドカラーに、エンジ系のお花が繊細に描かれております。
写真だとなかなかわかりづらいのだけれども、実際は経年変化すら感じられるような美しい多色プリントなのですよ。
シンプルなワンピースに仕立てました。

ノースリーブのコンパクトな身頃にギャザースカートがふわり。
ご依頼のお品です。
絵本の中の少女が着ていそうな、愛らしく、けれどもどこかノスタルジックで澄ましたような印象です。
衿ぐりのあきは、角を丸くしたソフトスクエアタイプ。
このあきの形、けっこう好きです。
もともと、衿ぐりの角の部分の縫製が気になって、じゃあ角をなくしちゃえ! みたいな勢いで丸くし始めたのだけれども(笑)
ほら、角の部分って縫い代に切り込みを入れるでしょ?
本縫い線けっこうギリギリまで入れないと綺麗に返らないし、そうすると強度的に漠然と不安が残ったりしてね。
ピケだけで大丈夫かしら? とか、そもそもピケが使いづらい生地だってあるわけだし。
丸くするだけで、それら云々から解放されますし、裏コバも入れやすくなりますしね。

ウエスト位置に切替があり、その下にギャザースカートを。
グレーのコットンサテンのリボンを合わせてみました。

バックスタイルです。

後ろ中心コンシールファスナーあきの仕様です。
少し前にお送りしましたが、お気に召していただけたご様子を伺い、とても嬉しかったです。
きらりと目を引く、素敵なプリントだと思います。
ちょっとしたお出かけの際にも、気軽にお楽しみいただけましたら幸いです。
このたびのご用命、ありがとうございました。
きょうも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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